Old Cinema Paradise

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 16日に映画『関ヶ原』を観に行ってきました。
 場所は錦糸町楽天地シネマ。

 千葉県の最寄りの映画館がみんな電車では行けない大型SCの併設館になってしまい、雨が降ると原付では行けないという。
 電車で行ける最寄りの映画館が東京の錦糸町と言う有様となってしまいました。
 そりゃあ地方の、特にご年配の方は映画離れにもなりますよね。

 ここ錦糸町の楽天地は、20年ほど前にはよく伯父に連れて行ってもらいました。
 ジュラシックパークやダイハード3、インディペンデンスデイなどはこの映画館で観た記憶があります。
 
 久しぶりに訪問した楽天地はあいかわらず時代を感じる建物で、売店や座席など、あの頃のままのようです。
 駅から近い事もあって、ご年配のお客さんも沢山来ていました。
 中にはトイレに近い方もいたので、映画上映中に何度もトイレに行かれた方もいましたね。 

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 年季を感じる上映予定表。
 やっぱり映画館毎に入場料を変えて欲しいなあとは思います。
 品川の綺麗な椅子と、こちらの古い椅子とで料金が同じなのはいささか・・・・・・。



 さて肝心の映画ですが、司馬遼太郎の原作と良い配役との組み合わせで、非常に面白い作品でした。
 若手は大河で主役になる面子ですし、ベテランはベテランで存在感のある方ばかりですし。
 ここしばらくの歴史ものでは間違いなくトップクラスだと思います。

 戦も以前より色々と予算も限られている業界なのでしょうに、それでもできるだけ大々的に演出するように工夫されていました。
 長槍隊の戦闘が相手を突くのではなく、上からバンバン叩くあたり、キチンと研究されておられるなあと。
(敵の頭を抑えるためにも、槍は上から叩くためにも使用されていました。)
 
 あくまでもこれは時代作品で史伝ではなく、よって歴史上の誤りを直す必要はありませんが。
 役所広司さんが演じられる徳川家康(太り具合が本当にイメージ通りでまた素晴らしい!)が
「見ろ、遠眼鏡だ。遠くの物が二倍に見えるぞ!」
 遠眼鏡が家康の元に届けられるのは1613年なので、大坂の陣には間に合っても関ヶ原には手元にないはずでして。
『時代劇歴史考証間違いあるある(そういう本が出回っています)』 
 が、そのまま当てはまってしまったのが残念と言えば残念です。
 ただ繰り返しますが、時代作品の面白さとはまた別の話で、映画そのものが損ねる要因ではありません。
 興味がある方は是非観にいってください。
 
 印象的な役者さんは、石田三成役の岡田准一さん、島左近役の平岳大さん、徳川家康役の役所広司さん、大谷刑部役の大場泰正さん。
 そして外せないのが、島津惟新入道(島津義弘)役の麿赤児(まろ あかじ)さんです。

 キルビルを始め、現代劇ではアウトロー役をされるちょっとおっかない顔の麿さん。
 なんと17年前の大河ドラマ『葵三代』でも、島津義弘を演じられているのです。
 
 映画を観られない方は、是非ともDVDで葵三代を観てください。
 薩摩弁を含め、あれだけ完璧な島津義弘役を演じられる役者さんは他にはいません。 
 歴史男子や歴史女子が及びもしない、島津系男子の役者さんなのですよ!


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[ 2017/09/22 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

9月9日のお話です

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 帰国後2日目に秋葉原へ、お世話になっている方へキエフ土産を持って訪問しました。
 あちらではまず見かけない、可愛いPOPなどをパシャリ。

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 PCショップのアークさんでは熱盛をネタにしたホワイトボードを発見。

 テレビ朝日のニュースステーションで野球のスーパープレイに「熱盛!」っていうスタンプを貼って褒め称えるコーナーがあるんです。
 でもこれ、スタッフがよく間違えて、雷雨の報道をする天気予報のコーナーとかで「熱盛!」とかスタンプしちゃって。
「大変失礼しました、熱盛が出てしまいました。」
 って謝罪をする場面が何度かあったんですよ。

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 アニマックスカフェは8月で閉店。
 2年8か月間の営業でした。

 ちょっと狭いし、サービスはイマイチでしたし、なによりコラボ作品に男性向けの物がほとんどありませんでしたからね。
 前に日記で書きましたが、応援したくてもできないというお店だったような気がします。

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 この前日にテレビでバトルシップが放送されていたので、この日のランチはブレイズさんでチキンブリトーにしました。
 中には御飯が入っており、洋風巻物といった感じでうめえのでありますよ。


[ 2017/09/21 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

9月8日のお話ですよ

 帰国後翌日。
 時差ボケを直しつつ、夏休みを満喫します。

 ウクライナの旅先で買ってきたお土産を発送する為、郵便局へ。 
 地元の郵便局では、局員さんに説教のような愚痴をこぼすおじいさんがいました。

「ミサイル迎撃兵器とかに沢山税金を使っちゃって・・・。」

 そんなの、郵便局の局員さんに言ってもしょうがないのになあ。
 局員さんはずっとお話に付き合っているので、私がお店に入ってから荷造りの最終確認をして手続してお店を出るまで、まったく御自身のお仕事ができない状態でした。
 あれからどれだけおじいさんの愚痴の聞き役をされたのでしょう。

 ウクライナの人も日本の人も優しい方々ばかりですが、こういう優しさはいらないのかもなあとは思いました。

[ 2017/09/20 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.18(Final) さらばウクライナ

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 9月6日、旅最終日。
 キエフ、ボルィースピリ国際空港へ早朝7時前に到着しました。
 
 通路側の座席をリクエストしましたが、フィンランド行きも成田行きも窓側になりました。
 ウクライナ国際航空、ホント困った会社です。
 ドリンクサービスも食事もまともに提供されませんし。
(水のみ無料なのかな?)

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 それから空港内は物価の上がり方がハンパ無いです。
「日本だってぼったくりじゃない?」
 いいえ、上昇率が違うんですよ。

 ハンバーガーとドリンクで173フリブニャって。
 街中では半額も出せばポテト付のセットも買えるのに。

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 しかも出発前に食事をして手元に残った200フリブニャ(820円)が空港内ではほとんど使えません。
 飲み物と食べ物以外の、例えばお土産等は、全部ユーロ支払しかできないという。
 そりゃあ外貨獲得が大切な事だっていうのはわかりますけれども。

 日本の空港って、やっぱり良心的だなあとしみじみ思いました。

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 そして飛行機はフィンランドへ!

 フィンランド着11時45分。
 5時間待ちです。

 お土産はほとんど買ったからフィンランドを歩く必要性も無さそうですし。
 バーガーキングのハンバーガーは10ユーロ、ジャパニーズヌードルは17ユーロ。
 ゆっくりできるスペースもある事ですし、のんびりしましょう。
(1ユーロ≒134円)

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 さすが北欧。
 トナカイの毛皮が129ユーロで販売されています。

 相場がわからんので何とも言えません。

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 とにかく時間があるので、空港内をブラブラ。
 イタリアから日本への経由便があるからか、久しぶりに日本語を耳にします。

 セガのレーシングゲーム機。
 かなり古いし誰もやってない様だけど、何故あるのだろう?

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 日本人客の利用の多いヘルシンキ空港なので、日本語の説明もある美味しいお水。

・一口飲んで

 コップが無いよ。(画面下のものはコーヒーの自販機で使用された後の使用済みコップです)

・ボトルを一杯にして

 国際便規約でペットボトルを空港内に持ち込めないので無理です。

 というわけで、フィンランドご自慢のお水は飲めませんでした。

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 仕方なく、売店でコーラとサンドウィッチを購入。
 これで8ユーロ位だったかな?

 1040円位か。
 高ッ!

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 とはいえ、フィンエアーの食事レベルはさすがです。
 夕飯は日本蕎麦が入ってます。
 ヌードルなんて久しぶりです。

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 朝食もまたおいしかったです。
 謎の甘いパンはともかく、オムレツがちゃんとオムレツしてます。

 アエロフロートのオムレツは台所のスポンジに水を含ませたような感じでしたからね。

 というわけで、旅日記本編はこれでおしまい。
 たまに思い出したような日記を書くかもしれませんが、ひとまず長い日数のお付き合いをありがとうございました。



 余談として、帰国後の第一印象は「クソ暑い」です。
 気温12度とか13度の国から、28度の国に戻ってきたら、誰でもそう思いますよね。



[ 2017/09/19 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.17 Migの中にいる

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「地球の歩き方」には掲載されていないスポット、大祖国戦争歴史博物館へ行って参りました。
 といってもこの頃は体力やお土産を買う時間を考慮して、屋外だけの散策のみです。

 写真は祖国の母の像。

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 BM-21、多連装ロケット砲。
 1960年代にソ連が開発し、コピー製を含めたら中国や北朝鮮、ウクライナ、イラク、パキスタンなど、幅広い国で活躍する現役兵器です。
 こちらは実際に使用されたのか、凸凹が目立ちます。

 西側諸国、特にソビエトはこういう無誘導兵器を活用するのが好きなようです。
 歴史的にも「砲撃や多連装ロケット兵器で援護し、歩兵部隊が進んでいく」という作戦を良く採用していますね。

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 博物館あたりでも書いた通り、ウクライナは様々な戦争に巻き込まれ多くの国に領土を狙われました。
 日本と違い周囲が陸続きの国、それも平地の多い地形であれば、地理的にも資産的にも他国からしたら魅力的なのでしょう。

 そういう所で話し合いが大事という考えが生まれるはずはなく。
 我々日本人は海外の人たちの立場に立って考える、という概念が欠けているような気がします。

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 これは何をイメージしているのでしょう。
 ウクライナ国旗カラーの戦車が、2台の戦車と対峙しています。
 実際には動かないものの、休日などはお子様が車輛の上に乗ったりしているようです。

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 有料の展示スペースでは、さらに多くの兵器が見られます。
 
 手前の車両は、RSD-10 Pioneer。
 射程は5500km、核兵器が搭載できる中距離弾道ミサイルです。
 最近日本を賑わせている北朝鮮のミサイルのエンジンはウクライナから輸入したのではないかとされています。
 ソ連時代からヨーロッパ向けにミサイル兵器を配備していた国なので、ミサイル兵器は得意分野なのでしょう。

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 戦車いっぱいあるなあ。
 奥にあるのは装甲列車かな?
 ポーランドでも似たようなの見ましたし。

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 こちらも多連装ロケット兵器。カチューシャと言われるタイプなのかな?

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 ソ連製戦闘機、MIG-23。
 1960年代に開発され、現在でも現役の戦闘機です。

 西側の戦闘機はスッとしたスマートでカッコイイデザインが多いですね。

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 そしてこのMIG-23には、なんと有料でコックピットの中に入る事が出来るのです!

 そのお値段、なんと5フリブニャ!
 22円位ですね。
 入場券が同じく5フリブニャくらいですので、セットでも格安です。

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 体型が大き目の私がすっぽり入るサイズのコックピット。
 実際のパイロットは軍人さんですから、スマートな方ばかりなのでしょう。

 それにしてもボタンが沢山ありますねえ。

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 お次は航空機、Li-2(リスノフ2)。
 人員輸送から爆撃まで何でもこなす、ダグラスのDC-3をライセンス生産をした機体です。
 
 なんとこの航空機も中に入る事が出来るのです。 

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 機体の係をしているおばさん(おばあさん?)が中に案内し、当時のVTRを観せてくれます。
(プロパガンダ的な曲と共に、素晴らしい航空機ができました!的な内容でした。)

 VTRは写真の手前の座席に座って楽しみます。

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 この係のおばさんはとても親切で、
「カメラを貸しなさい。」
 と身振り手振りで仰います。

 そこでカメラを貸すと、パイロットに座っている私を撮影。
 それが終わると、今度は機体の外に出て、外から私を撮影。
 その後は先程の座席にあるスペース、飛行機の出口、タラップを降りている間と、私を撮影し続けます。

 最後に、
「どう、撮れてる? ちょっと確認してみて?」
 みたいな感じでカメラを返されたので、画像を確認。
 パイプを持ってきていれば、マッカーサーみたいなポーズの写真が撮れたかも?的な写真が撮影できてました。

「ハラショー!(素晴らしい)」
 
 私もまさかこのロシア語を、ロシア語を母国語にしている方に使うとは、夢にも思いませんでした。

 こちらのおじさんおばさんは優しいなあ。

[ 2017/09/18 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)