台北漫遊記 2013 No.08 10/12 Part.2

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 時間になったので地上に脱出。
 日本で言う東京駅にあたるであろう台北駅はこんな駅舎です。
 駅の中にはミスタードーナツなどもあります。
 台北のミスタードーナツには日本には無くなってしまった「ツイスト」や「コーヒーロール」がそれぞれ30元で売ってました。
(1元=3円くらいです)

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 台北駅地下に通じる階段から表へ出ると、ズラリと並んだスクーター。
 主なメーカーは台湾の有名メーカーKYMCO(キムコ)やYAMAHAなど。

「アジアのバイク業界はHONDAのスーパーカブが席巻している!」
 
 というのは、少なくとも台湾では過去のお話。
 カブは品質こそ良いですが値が張りますし、道の舗装もされている国なので、スクーターの方が乗りやすいと思います。

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 通勤ラッシュ時はなんかエキサイトバイクみたいやね。

 でも駅前に駐輪場があるのは本当にうらやましいですね。
 これなら普及率が高いのも頷けます。

「若者のバイク離れが・・・」

 とか日本で言われてますが、ふざけるんじゃねーです。
 バイクを乗る事が不良だとか危険だとかいわれ、排気量でめんどくさい区分になっている免許制度で運用され、車より厳しい基準といわれる排ガス規制で選べる車種は減り、国産メーカーは売れ筋モデルしか用意せず、頑張ってバイクを買っても税金や車検(250cc以上のバイクは車検が必要なのです)で維持費も高く、それらをクリアして出かけようものなら、今度は目的地周辺に駐輪場が無いという日本でどうやってバイクを普及させるのでしょうかね?

 若者がバイク離れを起こしてるんじゃなくて、おっさん達がバイクを浮世離れな乗り物にしてしまったんじゃないですか!

 でもまあ、本当にこういうのはうらやましいですね。
 気軽に乗れるようになればバイクを扱うお店やパーツも流通するでしょうから。
 1人での通勤通学なら、よほどの天候でもなければバイクの方が経済的ですよ。

 では、気を取り直して、3日目の活動開始。
 この日は博物館記念館の類を4箇所巡ります。
 それから、何か美味しいものでも食べに行こうかな?

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 到着したのは、さっきの駐輪場のすぐ隣にある逸仙公園。
 目的は公園内にある、國父史蹟紀念館です。

 日本っぽい庭だと気づかれた方は、かなりスルドイです。
 日本の統治時代、ここは「梅屋敷」という日本の高級旅館でした。
 この旅館に台湾で「國父」「中国近代化革命の父」と呼ばれている孫文が利用した事がきっかけで、戦後建物を国民党が接収し、孫文に関する資料を展示する國父史蹟紀念館にしました。孫文は日本に留学した経験もあるので、和風の空間が好きだったのかもしれません。

 ああ、だから庭が純和風ではなかったのかな?
 和風と中華風の折衷みたいな、バランスの良い感覚です。

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 建物はまさしく戦前の日本風建築物。
 中は20畳くらいの部屋が二つあり、片方が孫文が過ごした部屋の再現らしき部屋、もう片方が台湾建国に関する資料の展示スペースとなっていました。中には国民党の旗などの草案があり(今の国旗のデザインのようなもの)、写真撮影が禁止ながら無料で見られるこの施設で随分と貴重な勉強をした思いです。

 それにしても・・・。
 台北駅の駅前に静かな庭と日本の建物を保存されるとは、余裕やゆとりのある国なんだなとうらやましく感じます。
 日本で・・・例えば東京駅の前にこんな施設があったら、なんとしてもビルなどに立て替えるでしょうね。
 せいぜい屋上に庭を再現して免罪符がわりにするか。

 日本語のパンフレットもありますし、台北駅周辺で過ごす際にはオススメのスポットだと思います。
 あわただしくスクーターが行き交う駅前で、ここだけは時間の流れが他所とは違うみたいです。

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[ 2013/10/22 23:08 ] 日記 | TB(0) | CM(0)