男伊達

 お寿司屋さんやお弁当やさんのメニューに『助六』というのがあります。
 名前の由来を調べると、

 歌舞伎の主人公、助六に由来する。
 助六の愛人が揚巻という名前なので、油揚げ(稲荷)+巻(海苔巻)の組み合わせが助六寿司と呼ばれるようになった。


 こんな感じに紹介されていまして、それでは実際この助六が出てくる歌舞伎と言うのはどんなものだろうな?

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歌舞伎名作撰 助六由縁江戸桜

 と思い、DVDを1本買ってみました。
『歌舞伎名作撰 助六由縁江戸桜』
 歌舞伎のDVDはどこのショップでもレンタルをしていないので、今回は購入。
 この日記を書いている現在では、3000円前後で買えました。

 物語をものすごく簡単に説明しますと、

 粋でモテモテの助六が揚巻と仲良くしていて、それらを妬む野暮な連中がいて、喧嘩をしたりして。
 ある日助六の身内とばったり出会い、奔放な生活をしている助六を叱るのですが、実は助六にはこの生活をする理由があり・・・。


 というものです。
 江戸時代から続いているお芝居なので、ここで細かく説明しなくても良いかなと。

 助六役は2013年に亡くなられた、12代目市川團十郎さん。
 市川海老蔵さんの父親です。

 色男とか伊達男の象徴的な作品だけに、この12代目の成田屋の助六はカッコいいですね。
 傘を持って歩くだけでも絵になっているのですよ。
 テンポのいいセリフとか、昔ながらの言葉とかそういう方面でも良い教材にもなってくれましたし、買って損はありませんでした。

 以降、余談です。
 2003年の興行を収録しているものなので、途中で入るアドリブのギャグに歴史を感じてしましました。
 登場人物が吉原を歩いていると、モーニング娘の着メロで携帯が鳴るとか。
『命!』っていう、TIMのギャグを披露するとか。
 仮に2016年に助六由縁江戸桜の興行があるのなら、きっとAKB48の着メロが鳴りルーティンをする江戸っ子が観られる事でしょうね。


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[ 2016/04/05 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)