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今日の日記には女性の人権を強く否定する作品が登場します。 また年齢制限の作品も登場します。 これらの表現が嫌いな方は、本日の日記は読まないようにお願いします。
問題の無い方は続きをご覧ください。
ホラーのカテゴライズで販売されていた漫画を見つけ、予習なしで読んでみました。
物語は、山奥の村へ研究の為にやってきた女子大生グループが、次々と凄惨な出来事に遭遇するというもの。 その理由は村の因習にあった。 女子の出生に恵まれないこの村は、外部から来た女性を拉致し逃げられないように両手両足を切断してから、慰み者及び子を産む道具とするのである。 このテの「村の因習」は男性向け作品によくある設定でして、例えば、
・この村では子供を効率的に生むために女性は男性の性奴隷になる ・この村では生殖機能が身に付いた少女は必ず妊娠をしなければならない ・この村では生殖機能が身に付いた少年を女性が初夜を過ごしてあげる
最後の因習なんて女性側はまったくメリットの無いもので、 「なんで近所のガキの筆卸しをせにゃならんのじゃ!」 と私でも思いますが、どの作品でも女性側は乗り気ですし、昔から決められている掟なので仕方がありません。 でね、これ思ったのですけど、江戸時代とかならともかくインターネットが普及している現代でコレは無いと思うんですよ。 逃げられないようにって言っても、両手両足を斧で切断したら普通は死にますし(作品中でも実際に死んでます)、女子が生まれないなら病院で原因を調べてもらう事も出来ます。何より村に入り込んだ女性を片っ端から慰み者(男性は無条件で殺される)にしていては、GPSなどの関係で警察に疑われるに決まってます。 そもそも女性が来るのを何年も待つより、車で風俗街や都会へ行った方が早いですし。
それから女性が貴重なのに、女性の扱い方が雑すぎです。 逆に男性が主人公しかいない世界みたいなテーマだと、主人公は両手両足を切断される事は無く非常に大切にされハーレム生活を送るケースが多いので、女王様みたいな扱いをしても良いわけです。 女性が逃げられない掟では無く、女性が来たくなる掟にすべきなのです。
それら感想を踏まえて、私なりに因習のある村を実際に考えてみました。
山奥にあるという焼肉村。 ここは子供の数を維持する為、昔からとある掟が存在する。
・夫婦で移住して来るとその年の税金が割引される ・産婦人科の検診料および出産費用が無料になる ・妊娠中は栄養が必要な為スープストックのギフトが贈られる ・村営の保育園が完備され実質待機児童がゼロである ・学費が無料となる ・企業と提携し在宅勤務求人が充実している
ただ高福祉政策をとっている村なだけのような気がしますが、最近の政治家さんは、 「女性が活躍できる社会に!」 と口ではそう言っておきながら、実際はいかに安い価格で人を使い捨てるか考えてばかりの政商を起用するケースも多いそうなので、焼肉村を見習っていただきたいものですね。
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