勘違いしていた

 スマートフォンのゲーム「ポケモンGO」が日本国内でリリースして1か月近く経ちました。
 どうやらマナーの悪いプレイヤーがいるらしく、この手のゲームの禁止する事を望む方々も多いとか。

 わが国では、新しい技術により何か問題があると、問題の大小にかかわらず禁止をする事を望まれる傾向にあります。

 古くはバイク・・・これは今でも高校で免許取得を禁止されている所が多いですね・・・。
 最近ではドローン、そしてポケモンGo。
 ちょっとデリケートな分野では、核などもそうでしょうか。

 私はつい最近まで、日本を技術大国だと思っていました。
 戦後復興に関する資料を読むと、海外の技術などを取り入れて日本らしさを加えて改良させ、世界標準にさせる。
 そんな素晴らしい発展パターンを誇りに思っていました。

 しかしよくよく調べてみると、そんな発展パターンを実行したのは本田宗一郎さんとか松下幸之助さんのような一部の人だけ。
 日本人の多くは新しい技術や文化については自分たちのスタンスを絶対に変えたくない姿勢のようです。
 3年くらい前に台湾へ行った時から、そんな事に気が付きました。

 例えばここ20年ほどで日本の作家さんの技術が大いに上昇し、可愛いイラストが登場するようになりましたが。
 台湾では割と多くの場面で取り入れ、使ってみようという姿勢が見られましたが、日本では一部のエリアを除けば可愛いイラストを公共の場で起用されている事は稀です。
 まさかきいちの塗り絵時代に戻れるわけではないでしょうに、新しい技術については「キモい」と感じる人が多いようです。

 全国の学校が生徒にバイクに乗るのを禁止させた時、本田宗一郎さんは、
「必要なのはバイクに乗る事を禁じるのではなく、いかに安全に利用する事を教えるかという事である。」
 というような事を言ったそうですが、私はこれはバイクだけでなくドローンについてもポケモンGoについても言えると思います。

 技術大国を名乗るなら、新たな技術や文化はまず使ってみて、問題点を見つけてみて、改良点を生み出す位の度量の深さを示してみても良いと思うのですけど、いかがでしょうかね。

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[ 2016/08/17 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)