ポーランド散策記 Vol.01 ~おそろしや国酔夢譚~

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 ポーランド旅当日。

 ポーランドでそっくりな配色をした中国の旅行会社「可楽旅遊(コーラツアー)」のスーツケースバンドが巻かれた大量の荷物にビックリする事はまだ知らず、ラブライブ東條希のスーツケースバンドで固定された荷物を片手に、成田空港へ向かいます。

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 搭乗機は12:00出発のアエロフロート、パリ/モスクワ便。
 
 ポーランドへ行く日本人は少ないからか直行便は週に3便ほどしかないので、経由便を利用します。
 第一の目的地はモスクワのシェレメーチエヴォ国際空港。
 ポーランドへ行きたい日本人はここにまず移動し、同じくポーランドへ行きたい中国や韓国からのお客さんと一緒にまとめてポーランドのワルシャワ空港へ送るというシステムになっています。

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 アエロフロート・ロシア航空。
 アエロフロートを直訳すると航空艦隊。

 ネットでの事前情報は良いと悪いとで両方ありましたが、悪い方の、
「機体が古く、サービスが悪い。」
 というのはどうやら昔の話らしく、私が利用した便もエアバス社製の綺麗な機体でした。

 本やゲームを持参したので利用しませんでしたが、映画なども観られます。
 デッドプールなんかも放送されていたようですね。

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 国際便なので機内食が提供されます。
 9時間の飛行時間の間、食事が2回、おやつが1回。
 
 1食目はチキンとライスと、寿司。
 しば漬けの巻き寿司とは珍しい。
 どれも思ったより美味しかったですね。

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 おやつはフローズンヨーグルト。
 これは美味しい。さすがにメイトーの名はダテじゃなかったです。

 食べて寝てばかりだとエコノミークラス症候群が気になるので、2~3時間毎に席を立ってトイレで屈伸運動をします。
 ばーちゃんち近くに住んでいた知り合いの旅好きな女性がエコノミークラス症候群で亡くなってから、常に気にするようになりました。

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 2食目はビーフパスタ。
 これもなかなか美味しかったです。

 それが帰りの便になると、ボロボロ切れてるパスタが1食目、朝食となる2食目が水がたっぷり染み込んだスポンジのようなオムレツと、急にチープになったのはどういう事なのだろう。
 ロシアは力を入れる時とそうでない時の差が大きいようですね。

 CAは女性も男性も美形揃いなのに絶対に日本語を使いませんし。
 そりゃあ私だって発音悪いでしょうけど、コーヒーと言う注文をどれだけ言い直したか。

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 コーヒーの発音に悩んでいるうちに、シェレメーチエヴォ国際空港へ到着。
 私が利用したターミナルDは最近作られた施設らしく、社会主義時代の雰囲気を感じさせることの無い綺麗な建物でした。

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 しかしながら、人生初のユーラシア大陸訪問で、トイレのサイズと汚さでまず驚きました。
 いわゆる朝顔のサイズが高くて、落ち着いて用が足せそうもないです。
 ココはまだマトモな方で、手荒い場所のすぐ横に隠す壁も無くアサガオが並んでいるところや、何故か便座がオシッコだらけの汚いトイレばかり。
 新しい建物なのに、なぜトイレだけ異様に汚いのだろう?

 そしてロシアのルーズな部分は、乗継でパスポートとチケットを検査するエリアでさらに明らかになります。
 
・パスポートをチェックする
・チケットにハンコを押す
・荷物検査を受けてワルシャワ便のゲートへ移動する


 という一連の作業をするエリアがあるのですけれども、この運用方法が謎過ぎました。
 このルーチンワークを効率的に運用する場合、一般的な知識しかない私が考えてもこんな画像のような流れになると思います。

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 でもこの空港では、こんな画像の流れなのです。

 パスポートを確認するだけのカウンターがあり、そこを抜けると女性が一人でウロウロしながらチケットを押印。
 荷物検査への道はラインなどで誘導もされていないので、とにかくみんな押し合いへし合い。列が捌けないので部屋に人がいっぱいなのに、パスポートチェックエリアのお姉さんは片っ端からパスポートをチェックして、混沌状態の部屋へ早く行けとブザーを鳴らしっぱなし。
 一言で表現すれば、混沌です。

 私の場合は押印オバチャンの列に並んでいたところ、しばらくしたら列の動きが停止。
 なんとオバチャンは列に並んでいた人を無視して、またウロウロ歩いて気が付いたお客さんのチケットに押印を始めました。
 文句があろうとなかろうと、このオバチャンにハンコを押してもらわないといけないので、どうしようもありません。
 仕方なくオバチャンの所まで移動し、押印してもらいました。

 ここを抜けるだけで30分とか40分はかかりました。
 おかげさまで、2時間近くの乗り継ぎ時間も実質的な待ち時間が減って助かりましたよ。
 熱気でクソ暑い、人生で初のロシア体験をありがとうオバチャン。

 ちなみに帰りに同じエリアで北京方面へ行く中国人の乗継グループがおられましたが。
 時間が無いからか、別の扉を開けて押印オバチャン一人でパスポートチェックと押印をしていました。
 すげえスピードでチェックしてましたけど、それなら私達にもそれくらい本気でやってくれっていう話です。

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 地獄を抜けると、免税店のエリアへ到着。
 ここでワルシャワ行きの便を待ちます。

 オリンピックロシア代表の広告を発見。
 ロシア代表って今回のリオ五輪で、ドーピング問題でエラい事になったのでしたっけ?

 せっかくだから何か買い物でもあるかなとウロウロしていたのですが、もうどれも強気すぎる価格設定でどうしようもなかったです。
 プーチン大統領のプリントTシャツが6000円をオーバーしていたり、小さ目のマトリョーシカが7000円とかだったり。
(帰国後Amazonで調べたら、日本で通販を利用してもこのTシャツは3800円位で買えることがわかりました。)
 
 シェレメーチエヴォ国際空港は一応ロシアなので、空港を出るにはビザが必要なんですよね。
 乗り継ぎ客は特例で24時間以内なら不要なだけで。
 もしかしたらそれを最初から知っていて、強気の価格なのかもしれません。

 でも免税店の店員さんはみんな奥の方に引っ込んでいて、万引き防止ゲートだけが目立つ状態なのが異様でした。
 日本や台湾の免税店は、もっとお客さんに営業していましたからね。
 おまけに買い物をした場合でも万引き防止用のシールをはがさないようで、お買い物をしたお客さんがお店を出るたびに万引き防止ゲートがブーブー鳴る状態。店員さんも特に気にしないという、不思議な光景を見ながら乗継便を待ちました。

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 そうこうしているうちにワルシャワ行きの飛行機が到着。
 気温10度の寒いモスクワ、バスに乗り飛行機まで向かいます。
 待っていたのは、おそらくエアバスのA320あたり、ジェットスターで四国や九州へ行く時に乗った物と近い機体でした。

 ここでも軽食であまり美味しくないサンドイッチが出され、コーヒーを楽しみながらワルシャワ・ショパン空港へ向かいます。

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[ 2016/09/13 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)