命の価値

 ENEOSでんきのCMで、
「家計が苦しい時は、電気会社を変えるか、稼ぎの良い旦那に変えるかしか方法が無い。」
 という趣旨のCMが放送されました。

 この日記を書いている時点ではメーカー側も問題にせず、コメントをしていません。

 これが例えば、
「部屋が綺麗にならない時は、掃除機を変えるか、家事の出来る妻に変えるしか方法が無い。」
 なんてCMを放送したら、おそらくたちまちに放送中止となるでしょう。
 
 その違いの理由は何か。
 わが国では女性の方が男性より価値が高いからでしょう。

 両性の扱いの差を強く意識したのが先日のセブンイレブンのアルバイトに対する労働法違反行為と、電通の自殺報道です。
 
 過去に罰金など、アルバイトに違法なペナルティを課した経営者は沢山います。
 電通の自殺も、実は以前にも起きていました。
 
 それが何故今回だけ話題になったのか。
 気が付いた違いは「被害者が女性だった」点でした。

 基本的に日本は女性の命の方が価値があり、女性の命が失われる方が可哀想だと思われているようです。
 逆に男性は数多く存在し、そこらに捨てられるような命です。
「男目線で物を言う」はダメでも「女性の視点で意見を述べる」が歓迎されるのも、きっとそうなのでしょう。
 電通でもセブンイレブンのバイトでも、被害者が男性ならこれほど騒がれなかったはずです。

 トランプ大統領の政策が話題になっておりますが、私達はアメリカ大統領の人種差別政策を笑えないでしょうね。
 こちらは同じ日本人同士で差別が行われていますし、アメリカではトランプ大統領を非難できても、日本ではこれら差別への不満を口にすると「人間が小さい事」として逆に非難されてしまいますので、解決の可能性が無い分、日本の方が根が深いでしょう。

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[ 2017/02/06 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)