これが飼えたらノーベル賞

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パンダを自宅で飼う方法(白輪剛史)

 世の中何かしらの役に立つ本は数ありますが、そうでない本も沢山あります。
 この『パンダを自宅で飼う方法』も、読み終えてもキャリアにはなんの貢献もしてくれません。
 パンダはもちろん、パンダ以外でもこの本で紹介されている動物は、まず一般の人が簡単に飼えるような生き物ではありません。

 ただし、面白いです。
 それだけで買う価値のある作品です。

 作者の白輪剛史さんの本は、先月も動物の値段で紹介しましたね。
 作者を調べずに買って、結果的に2冊とも白輪さんの作品でした。

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 ライオン、キングコブラ、チーター、コモドオオトカゲ、ヤドクガエル・・・・・・。
 観てください、この実用性の無さ!

「パパ、キリンが飼いたい。面倒見るからー。」
 なんて、子供たちがペットショップでお願いしている場面なんて見た事無いです。

 キリンは雑種だと安く買えます。
 アミメキリンやマサイキリンなどの純粋な血統のキリンは高いです。

 うん、でも子供には飼えませんよ。

 ヤドクガエルくらいでしょうかね、実際にペットショップで手に入る動物は。 
(ヤドクガエルは色が綺麗なので人気があります。日本で買うとエサの関係で無毒化するそうですし。)

 シロナガスクジラに至っては、体長30m、体重190t。
 オキアミをエサにした場合、年間のエサ代は5億円を超える上、水槽も飼育法も確立されていません。
 人類が飼育に成功した事の無い動物ですし、繁殖に成功したらノーベル賞位は貰えるでしょうね。

 それから前回の動物の値段でも思いましたが、動物商である白輪さんは動物に関するエピソードがまた面白いんです。
「コブラの攻撃には威嚇と本気の2種類があって、首をまっすぐ伸ばしてから行う攻撃は威嚇。11時の方向、少し後ろに下げてから行う攻撃は本気モードである。」
 こんなの聞いたところで、いつ実践すればいいのだろう?

 ・・・・・・っていう知識がまた面白いのですよ。

 動物本は予備知識なしで楽しめるのもポイントなので、電車や飛行機など、長時間の移動中に読む本としてオススメです。

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[ 2017/05/08 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(4)