アルコールで飛行機を飛ばそう

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零戦よもやま物語

 軍人さんのよもやま話を集めております。
 勇ましい戦いの話も、高度な機械兵器の話も好きではありますが、個人的に一番好きなのは軍人さんの日常話。
 
「お酒が飲めない海軍水兵さんが、たまに食べられるカリントウを大切にかじって楽しんでました。」
 的な話はもう大好物(?)で、こういうのはよもやま話の書籍には沢山あるのです。

 この本には零戦・・・読み方は「れいせん」で、「ゼロせん」という読み方の方がメジャーになったのは、戦後の戦記漫画が元だそうです・・・に関する様々な人のエピソードが収録されています。

 パイロット、整備士、はたまた零戦を羨んだ陸軍軍人(零戦は海軍機だったので)さんの話まで。
 どの話も手軽な長さで、気軽に読むのに向いていますね。

 その中でも面白いエピソードを2点くらい紹介すると、

「石油節約の為、アルコールを燃料にした零戦を操縦した話」
「戦争末期に零戦の整備担当になった話」


 でしょうか。 

 機体の燃料周りの塗料がアルコールで溶けてしまい、酔っ払いのようにプスコプスコと墜落しそうになった話。
 また、彩雲や紫電などの最新性の航空機の整備をしたかったのでふてくされている新米整備員に、
「基本の冷戦の整備が出来れば他の戦闘機の整備もできるようになるし、零戦は真珠湾に最初に攻撃した名誉ある戦闘機なんだぞ!」
 などと上司が励ましていた話なんて、とにかく兵士をぶん殴っていたと聞いていた私にとっては非常に興味深いものでした。

 技術的な点や操縦面でのお話も含め零戦や太平洋戦争に興味がある方。
 難しい本を読んだ後の箸休め的にいかがでしょう?

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[ 2017/07/13 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)