シャケとパンダとジャージとビール

 同人誌を作るための資料を買いに秋葉原へ。
 洋服買ったり、床屋行ったり、色々と積み重なっていた宿題的な事も片付けました。

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 御徒町駅前にある吉池では鮭のモニュメントの設置工事中。
 工事のスタッフさんが写らないように、今回は不思議な角度でお届けします。
 
 吉池の名物は新巻鮭。
 年末はお店の他にテナントを使用し、新巻鮭を専門に売るほどの人気アイテムです。
 前のビルでは大きな看板を設置していたので、新しいビルでは鮭のモニュメントなのでしょうか。

 このビルのユニクロは外国人観光客の観光スポットにもなっているので、撮影する方も沢山出てくるかも?

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 アメ横や上野駅構内では上野動物園の赤ちゃんパンダの命名記念セールが実施中。
 パンダが喋ると、語尾は「きゅん」になるのかあ。
 ゾウは「○○だぞう!」とか、犬は「○○だワン!」とかあるけど、パンダは「○○だパンダ!」ではなく「○○だきゅん!」なのね。

 ・・・・・・ホントか?

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 用事も済んだのでメイドカフェのカフェメイリッシュさんへ。
 今日は体育祭イベントで、日頃お世話になっているメイドさんがジャージ姿でした。

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 お次はメイドカフェ橙幻郷さんへ。
 日ごろお世話になっている方が出勤されるというので、応援も兼ねての訪問です。
 こちらは今日はバドガールイベント。

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 限定メニューのアップルパイを頼んだら、ラミカードいただきました。
 店内には素敵なバドガールが沢山おられましたけれども、

 ・・・・・・メイドカフェをハシゴしたのにメイド服のメイドさんにほとんど会えていない、っていうのも珍しいです。

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[ 2017/09/30 19:40 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

ゾンビ作品てんこ盛り

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ウォーキング・ゾンビランド

 久しぶりにゾンビをテーマにしたB級映画を観ました。

『ウォーキング・ゾンビランド(原題:THE WALKING DECEASED)』

 事故で意識を失った、保安官のリンカーン。
 病院で目が覚めると世界はゾンビで溢れかえっていた。
 文明が崩壊した世界で、彼は家族や安全な場所を探すために旅に出るのだった。
 
 なんでしょう。
 簡単に書くとこんな感じです。

 一般的なゾンビ映画と違うのは、あくまでもパロディ作品なので、「ウォーキングデッド」「ゾンビランド」「28日後」の登場人物を劣化コピー(!)したような連中が沢山出てきます。
 どれだけ酷いかと言うと、主人公のリンカーンがしょちゅう息子のクリスをカールと呼んでしまう程。
(「ウォーキングデッド」の主人公リックの息子の名前がカールです。)

 ストーリーはコメディ方面に大きくベクトルを向けていて、あまり残酷なシーンやお色気シーンも無く(それでも少しはあるよ)、ゾンビ映画の好きな方でハードルを下げられる方は楽しめるかと思います。

 私ですか?
 途中で少し居眠りしましたよ。

 だって、このパッケージだって、本家のウォーキングデッドと見比べると、ホント酷いじゃないですか。
 予算が無かったのでしょう、ゾンビの大群もなんか10人位しか出てきませんし。

 ただ低予算作品の魅力が見られる、最後のNG集はオススメです。
 安い広場をロケ地にしたのか、撮影中に無関係な一般人の乗る自転車が映っちゃったり。
「自転車に乗るゾンビだ!」
 と、みんなでゲラゲラ笑う場面は微笑ましい限り。

 あとは犬の鳴き声とか、近くの空港から飛行機が離陸している音とか。
 出演者がみんな仲良くNGを楽しむ姿は、ハリウッドの超大作とは違う魅力がありますね。



[ 2017/09/29 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

Review aqours

「ラブライブ サンシャイン」の視聴を始めてみました。
 1期のリアルタイム視聴は途中で風邪を引いて観られなかった回を機に、視聴をやめてしまったのでした。
 来月からは2期もやりますし、良い機会だとDVDをレンタルし視聴しております。

 今の所、なんで途中で放棄したのか謎なくらい面白い作品ですね。
 どうやら私は4話まで観ていたらしく、そこから先は新作を観る気分で楽しんでます。

 メンバーも可愛く、堕天使ヨハネこと善子だけでなく曜も花丸もルビィもみんな魅力的に見えまして。
「食わず嫌いで損をしておった。」
 としみじみ思う日々であります。

 ずら丸可愛いよずら丸。

[ 2017/09/28 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

ニンニクパン

 以前、夏コミでマーガリンの本を買ったことを書きました。
 その中に登場するマリンフーズのガーリックマーガリンが欲しくてたまらず探し続けていたら、錦糸町駅のカルディで同じものを発見。
(カルディのPBで、製造元は同じマリンフーズです。)

 試しにパンに塗って焼いたら、これがまあなかなかのガーリックトーストぶり。
 食パンでももちろん美味しく、バケット系のパンを薄くスライスして塗ると相性は抜群でした。

 マリンフーズ、他には塗るだけでフレンチトーストが楽しめる「私のフレンチトースト」も買ってみました。
 今から開けるのが楽しみですよ。



[ 2017/09/27 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

蒸気戦線異状有

 8月下旬から、オンラインのゲームシステム「STEAM」がまったく起動しなく&接続できずになりました。

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 ツイッターのフォロワーさんも色々アドバイスしてくださったり解決するURLを教えて下さるのですが、大体はこちらですでに8月の時点で試している物ばかりで、なかなか上手くは行きません。
 あとはOSごとクリーンインストールをするくらいしか手は無さそうです。
 でもゲームだけの為に色々リセットするのも面倒くさいですし。

 今までこのシステムのゲームを買って遊んでいたので、いきなりゲーム環境がごっそりと失われてしまいました。
 せめてオフラインでも遊べると良いんですけどね。

[ 2017/09/26 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

二度目の挑戦への挑戦

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 旅行関連で報告が遅れましたが、今年の冬コミにサークル参加の申し込みをしました。
 今回のイラストは残暑見舞いに登場したさゆりママさん。

 できれば前回の本を純粋にパワーアップさせて出してみたいなと思ってます。

 まずは当選。
 詳細は受かってから考えましょうか。

[ 2017/09/25 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

Readme

 世の中、なんとか使っているつもりでも実際は間違えている事が多々あります。
 説明を読めば解決するのに、フィーリングで使っていると痛い目に合うわけですが。

「最近の若くないオジサンオバサンはホントに読まないんだから。」

 とバカにしていた私も、同じ案件が発生しておりました。

 ガソリンスタンドで給油する度に、無料で使えるスタンドの機械で原付のタイヤにエアーを入れていたのに、なんかいつもパンクしているようなしていないような。
「そろそろ原付を買い換えようかな?」
 そんな感じで先日ガソリンスタンドへ行った時、ふとしたきっかけで判明したのです。

 タイヤ用エアー使用方法
・タイヤにノズルをさす
・しばらくするとピッピと音が鳴る
・さらにそのままにするとピーと言う終了音が出てエアー注入完了

 
 私はこの二段階目「ピッピと音が鳴る」で、エアー注入が終わっているとばかり勘違いしていました。
 機械に説明書きが書いてあるのに、4年位読まずに使い続けている計算となります。

 案の定、説明書通りに使用すると、原付の乗り心地が劇的に改善。
 適正量の空気圧を保っているタイヤは地面との設置間隔も良く、走行中の安定度は抜群です。
 おそらく燃費も向上しているはず。

「あと3年位は乗り続けられそう。」
 
 みなさん、説明書はキチンと読みましょうね。

[ 2017/09/24 18:38 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

定番ゴミ

 特に予定も無いのでかるーく、かるーーーく(ココ重要です!)部屋を掃除しました。
 ごみ袋1個、段ボール1束分位のゴミが発生。

 軽い菓子類ならともかく、ガッツリした食事をPC前ではしないので食べ物系のゴミはまったくありません。
 ゴミの約9割はamazonで購入した商品の段ボールや袋。
 残りの1割弱はamazonで購入した商品の領収書や同梱されていたチラシです。

 私が生み出すゴミはほぼAmazon関連と言う事になります。

 段ボール、ちょっと部屋の隅にブン投げとくと、すぐにたまっちゃうんですよね。
 特に9月は旅行があったので、それ関連で発生した買い物のゴミが放置されたままでした。

 こまめにゴミ捨てした方が楽ですよ、本当に。

[ 2017/09/23 20:08 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

Old Cinema Paradise

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 16日に映画『関ヶ原』を観に行ってきました。
 場所は錦糸町楽天地シネマ。

 千葉県の最寄りの映画館がみんな電車では行けない大型SCの併設館になってしまい、雨が降ると原付では行けないという。
 電車で行ける最寄りの映画館が東京の錦糸町と言う有様となってしまいました。
 そりゃあ地方の、特にご年配の方は映画離れにもなりますよね。

 ここ錦糸町の楽天地は、20年ほど前にはよく伯父に連れて行ってもらいました。
 ジュラシックパークやダイハード3、インディペンデンスデイなどはこの映画館で観た記憶があります。
 
 久しぶりに訪問した楽天地はあいかわらず時代を感じる建物で、売店や座席など、あの頃のままのようです。
 駅から近い事もあって、ご年配のお客さんも沢山来ていました。
 中にはトイレに近い方もいたので、映画上映中に何度もトイレに行かれた方もいましたね。 

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 年季を感じる上映予定表。
 やっぱり映画館毎に入場料を変えて欲しいなあとは思います。
 品川の綺麗な椅子と、こちらの古い椅子とで料金が同じなのはいささか・・・・・・。



 さて肝心の映画ですが、司馬遼太郎の原作と良い配役との組み合わせで、非常に面白い作品でした。
 若手は大河で主役になる面子ですし、ベテランはベテランで存在感のある方ばかりですし。
 ここしばらくの歴史ものでは間違いなくトップクラスだと思います。

 戦も以前より色々と予算も限られている業界なのでしょうに、それでもできるだけ大々的に演出するように工夫されていました。
 長槍隊の戦闘が相手を突くのではなく、上からバンバン叩くあたり、キチンと研究されておられるなあと。
(敵の頭を抑えるためにも、槍は上から叩くためにも使用されていました。)
 
 あくまでもこれは時代作品で史伝ではなく、よって歴史上の誤りを直す必要はありませんが。
 役所広司さんが演じられる徳川家康(太り具合が本当にイメージ通りでまた素晴らしい!)が
「見ろ、遠眼鏡だ。遠くの物が二倍に見えるぞ!」
 遠眼鏡が家康の元に届けられるのは1613年なので、大坂の陣には間に合っても関ヶ原には手元にないはずでして。
『時代劇歴史考証間違いあるある(そういう本が出回っています)』 
 が、そのまま当てはまってしまったのが残念と言えば残念です。
 ただ繰り返しますが、時代作品の面白さとはまた別の話で、映画そのものが損ねる要因ではありません。
 興味がある方は是非観にいってください。
 
 印象的な役者さんは、石田三成役の岡田准一さん、島左近役の平岳大さん、徳川家康役の役所広司さん、大谷刑部役の大場泰正さん。
 そして外せないのが、島津惟新入道(島津義弘)役の麿赤児(まろ あかじ)さんです。

 キルビルを始め、現代劇ではアウトロー役をされるちょっとおっかない顔の麿さん。
 なんと17年前の大河ドラマ『葵三代』でも、島津義弘を演じられているのです。
 
 映画を観られない方は、是非ともDVDで葵三代を観てください。
 薩摩弁を含め、あれだけ完璧な島津義弘役を演じられる役者さんは他にはいません。 
 歴史男子や歴史女子が及びもしない、島津系男子の役者さんなのですよ!


[ 2017/09/22 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

9月9日のお話です

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 帰国後2日目に秋葉原へ、お世話になっている方へキエフ土産を持って訪問しました。
 あちらではまず見かけない、可愛いPOPなどをパシャリ。

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 PCショップのアークさんでは熱盛をネタにしたホワイトボードを発見。

 テレビ朝日のニュースステーションで野球のスーパープレイに「熱盛!」っていうスタンプを貼って褒め称えるコーナーがあるんです。
 でもこれ、スタッフがよく間違えて、雷雨の報道をする天気予報のコーナーとかで「熱盛!」とかスタンプしちゃって。
「大変失礼しました、熱盛が出てしまいました。」
 って謝罪をする場面が何度かあったんですよ。

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 アニマックスカフェは8月で閉店。
 2年8か月間の営業でした。

 ちょっと狭いし、サービスはイマイチでしたし、なによりコラボ作品に男性向けの物がほとんどありませんでしたからね。
 前に日記で書きましたが、応援したくてもできないというお店だったような気がします。

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 この前日にテレビでバトルシップが放送されていたので、この日のランチはブレイズさんでチキンブリトーにしました。
 中には御飯が入っており、洋風巻物といった感じでうめえのでありますよ。


[ 2017/09/21 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

9月8日のお話ですよ

 帰国後翌日。
 時差ボケを直しつつ、夏休みを満喫します。

 ウクライナの旅先で買ってきたお土産を発送する為、郵便局へ。 
 地元の郵便局では、局員さんに説教のような愚痴をこぼすおじいさんがいました。

「ミサイル迎撃兵器とかに沢山税金を使っちゃって・・・。」

 そんなの、郵便局の局員さんに言ってもしょうがないのになあ。
 局員さんはずっとお話に付き合っているので、私がお店に入ってから荷造りの最終確認をして手続してお店を出るまで、まったく御自身のお仕事ができない状態でした。
 あれからどれだけおじいさんの愚痴の聞き役をされたのでしょう。

 ウクライナの人も日本の人も優しい方々ばかりですが、こういう優しさはいらないのかもなあとは思いました。

[ 2017/09/20 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.18(Final) さらばウクライナ

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 9月6日、旅最終日。
 キエフ、ボルィースピリ国際空港へ早朝7時前に到着しました。
 
 通路側の座席をリクエストしましたが、フィンランド行きも成田行きも窓側になりました。
 ウクライナ国際航空、ホント困った会社です。
 ドリンクサービスも食事もまともに提供されませんし。
(水のみ無料なのかな?)

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 それから空港内は物価の上がり方がハンパ無いです。
「日本だってぼったくりじゃない?」
 いいえ、上昇率が違うんですよ。

 ハンバーガーとドリンクで173フリブニャって。
 街中では半額も出せばポテト付のセットも買えるのに。

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 しかも出発前に食事をして手元に残った200フリブニャ(820円)が空港内ではほとんど使えません。
 飲み物と食べ物以外の、例えばお土産等は、全部ユーロ支払しかできないという。
 そりゃあ外貨獲得が大切な事だっていうのはわかりますけれども。

 日本の空港って、やっぱり良心的だなあとしみじみ思いました。

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 そして飛行機はフィンランドへ!

 フィンランド着11時45分。
 5時間待ちです。

 お土産はほとんど買ったからフィンランドを歩く必要性も無さそうですし。
 バーガーキングのハンバーガーは10ユーロ、ジャパニーズヌードルは17ユーロ。
 ゆっくりできるスペースもある事ですし、のんびりしましょう。
(1ユーロ≒134円)

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 さすが北欧。
 トナカイの毛皮が129ユーロで販売されています。

 相場がわからんので何とも言えません。

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 とにかく時間があるので、空港内をブラブラ。
 イタリアから日本への経由便があるからか、久しぶりに日本語を耳にします。

 セガのレーシングゲーム機。
 かなり古いし誰もやってない様だけど、何故あるのだろう?

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 日本人客の利用の多いヘルシンキ空港なので、日本語の説明もある美味しいお水。

・一口飲んで

 コップが無いよ。(画面下のものはコーヒーの自販機で使用された後の使用済みコップです)

・ボトルを一杯にして

 国際便規約でペットボトルを空港内に持ち込めないので無理です。

 というわけで、フィンランドご自慢のお水は飲めませんでした。

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 仕方なく、売店でコーラとサンドウィッチを購入。
 これで8ユーロ位だったかな?

 1040円位か。
 高ッ!

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 とはいえ、フィンエアーの食事レベルはさすがです。
 夕飯は日本蕎麦が入ってます。
 ヌードルなんて久しぶりです。

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 朝食もまたおいしかったです。
 謎の甘いパンはともかく、オムレツがちゃんとオムレツしてます。

 アエロフロートのオムレツは台所のスポンジに水を含ませたような感じでしたからね。

 というわけで、旅日記本編はこれでおしまい。
 たまに思い出したような日記を書くかもしれませんが、ひとまず長い日数のお付き合いをありがとうございました。



 余談として、帰国後の第一印象は「クソ暑い」です。
 気温12度とか13度の国から、28度の国に戻ってきたら、誰でもそう思いますよね。



[ 2017/09/19 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.17 Migの中にいる

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「地球の歩き方」には掲載されていないスポット、大祖国戦争歴史博物館へ行って参りました。
 といってもこの頃は体力やお土産を買う時間を考慮して、屋外だけの散策のみです。

 写真は祖国の母の像。

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 BM-21、多連装ロケット砲。
 1960年代にソ連が開発し、コピー製を含めたら中国や北朝鮮、ウクライナ、イラク、パキスタンなど、幅広い国で活躍する現役兵器です。
 こちらは実際に使用されたのか、凸凹が目立ちます。

 西側諸国、特にソビエトはこういう無誘導兵器を活用するのが好きなようです。
 歴史的にも「砲撃や多連装ロケット兵器で援護し、歩兵部隊が進んでいく」という作戦を良く採用していますね。

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 博物館あたりでも書いた通り、ウクライナは様々な戦争に巻き込まれ多くの国に領土を狙われました。
 日本と違い周囲が陸続きの国、それも平地の多い地形であれば、地理的にも資産的にも他国からしたら魅力的なのでしょう。

 そういう所で話し合いが大事という考えが生まれるはずはなく。
 我々日本人は海外の人たちの立場に立って考える、という概念が欠けているような気がします。

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 これは何をイメージしているのでしょう。
 ウクライナ国旗カラーの戦車が、2台の戦車と対峙しています。
 実際には動かないものの、休日などはお子様が車輛の上に乗ったりしているようです。

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 有料の展示スペースでは、さらに多くの兵器が見られます。
 
 手前の車両は、RSD-10 Pioneer。
 射程は5500km、核兵器が搭載できる中距離弾道ミサイルです。
 最近日本を賑わせている北朝鮮のミサイルのエンジンはウクライナから輸入したのではないかとされています。
 ソ連時代からヨーロッパ向けにミサイル兵器を配備していた国なので、ミサイル兵器は得意分野なのでしょう。

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 戦車いっぱいあるなあ。
 奥にあるのは装甲列車かな?
 ポーランドでも似たようなの見ましたし。

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 こちらも多連装ロケット兵器。カチューシャと言われるタイプなのかな?

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 ソ連製戦闘機、MIG-23。
 1960年代に開発され、現在でも現役の戦闘機です。

 西側の戦闘機はスッとしたスマートでカッコイイデザインが多いですね。

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 そしてこのMIG-23には、なんと有料でコックピットの中に入る事が出来るのです!

 そのお値段、なんと5フリブニャ!
 22円位ですね。
 入場券が同じく5フリブニャくらいですので、セットでも格安です。

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 体型が大き目の私がすっぽり入るサイズのコックピット。
 実際のパイロットは軍人さんですから、スマートな方ばかりなのでしょう。

 それにしてもボタンが沢山ありますねえ。

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 お次は航空機、Li-2(リスノフ2)。
 人員輸送から爆撃まで何でもこなす、ダグラスのDC-3をライセンス生産をした機体です。
 
 なんとこの航空機も中に入る事が出来るのです。 

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 機体の係をしているおばさん(おばあさん?)が中に案内し、当時のVTRを観せてくれます。
(プロパガンダ的な曲と共に、素晴らしい航空機ができました!的な内容でした。)

 VTRは写真の手前の座席に座って楽しみます。

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 この係のおばさんはとても親切で、
「カメラを貸しなさい。」
 と身振り手振りで仰います。

 そこでカメラを貸すと、パイロットに座っている私を撮影。
 それが終わると、今度は機体の外に出て、外から私を撮影。
 その後は先程の座席にあるスペース、飛行機の出口、タラップを降りている間と、私を撮影し続けます。

 最後に、
「どう、撮れてる? ちょっと確認してみて?」
 みたいな感じでカメラを返されたので、画像を確認。
 パイプを持ってきていれば、マッカーサーみたいなポーズの写真が撮れたかも?的な写真が撮影できてました。

「ハラショー!(素晴らしい)」
 
 私もまさかこのロシア語を、ロシア語を母国語にしている方に使うとは、夢にも思いませんでした。

 こちらのおじさんおばさんは優しいなあ。

[ 2017/09/18 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.16 Lonely ZooPark

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 9月5日、キエフ観光4日目。
 今朝は初めてのトロリーバス利用。

 バス停は電信柱にこんな感じで取り付けられているプレートです。
 料金は5フリブニャ。
 バスの種類によって料金が前後するようです。

 利用の仕方は
・乗ったら運転手か係員さんに声をかけてチケットを買う。
・社内の検札器でチケットに穴をあける。
・料金はどこまで乗っても同じなので、あとは好きな所で降りる。

 と言う流れ。

 次のバス停など、しっかり見ておかないとわからない路線もあれば、社内の電光掲示板で案内されるものまで様々。
 車体がみんなバラバラなので共通していないようです。

 バスは乗るのに勇気入りますが、非常に便利な乗り物です。
 地下鉄はホームに降りるまでが面倒ですので。

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 キエフ動物園に来ました。
 気温は16度前後、寒いです。
 長袖シャツでも寒く、お客さんによってはジャケットなどを着ています。

 改装工事中な事もあって、園内は少し寂しいです。

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 園内にいたカラスを撮影。
 ヨーロッパのカラスは灰色の毛が混じっていて、日本のハシブトなんかよりも小さめです。

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 リャマだったかな?
 この動物園で一番この国の気候に対応できていそうな体毛をお持ちのようで。

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 オオカミもいます。
 1頭だけ。

 グループで生活する動物の1頭飼いとは、寂しいですね。

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 動物園の花形、ゾウも1頭だけの飼育です。
 なんだか寂しいというか、動物の立場を考えると、ちょっとかわいそうな気がします。
 他にもちょっと汚い水で生活している鳥とか、狸などの小型動物サイズのガラス檻に肉食獣が入っていたり、色々と気になる点を発見。

 何か理由があるのかなと思い調べてみると、4年前にキエフ動物園が経営難だったというニュースを発見しました。
 なんでも餌が足りなくて、職員が持ち込むほどだったとか。
 かといって、ポーランド同様園内にお土産屋はなく(飲食店のみ)、あまり利益を得ようという姿勢でもなさそう。

 動物園は西側から東側になるにつれて寂しくなっていくのでしょうか。


[ 2017/09/17 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.15 美味しいもの色々

 旅行4日目に入る前に、キエフで食べた物を色々と書き記します。
 1フリブニャは4.2円位で計算してください。

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 まずはマクドナルド。
 キエフ駅前のマックは世界で2番目に混雑するそうです。

 ポテトが日本の細長いもの以外に、ウェッジタイプがあり、これが美味しかったです。
 ポテトとコーラが付いたビッグマックセットは、77フリブニャ位。

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 飲めるヨーグルト、1個11フリブニャ位。
 イチゴやマンゴーが入っていて、朝食後に食べると美味しい。
 でも多分、これシリアルにかけるやつではないかな?
 ポーランドにも似たようなのがありましたね。

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 チェルノブイリ博物館へ行く途中に見かけた、バスのカフェ。
 折りたたんで移動できるタイプで、1Fと2Fに座席があります。

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 カプチーノのSサイズで16フリブニャ。
 詳細は、そのうち支店で紹介しましょう。

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 ウクライナのチェーン店、プザタハタ。
 いくつかあるメニューを好きに取って、最後に会計と言うシステムで、ロシア語のわからない私も利用できます。

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 ボルシチ、キエフ風カツレツ、ピラフ、グレープフルーツジュースで、300円位。
 キエフ風カツレツは中にバターが入っており、ナイフで切るとジュワッと出てくるびっくら美味しい名物です。

 ボルシチはとにかく具沢山。
 スプーンですくうと、お肉と野菜がごっそりすくえます。

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 2日連続来ちゃいました。
 ボルシチ、キエフ風カツレツ、パン2切れ&ピロシキ、マッシュポテト、ベリー系ジュース、トマトとキュウリのサラダ。
 今度は好きなだけ取りましたが、これでも400円位だったと思います。
 ピロシキは揚げる物ではなく、本来は焼いて食べます。

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 ウクライナの方々はコーヒーが好きらしく、どこに行ってもスタンド型のコーヒーハウスを見かけます。
 マシンで作ったエスプレッソをベースにしたメニューを用意しており、中には車で毎日空き地にやってきて営業している方もおられます。
 キエフ駅前には、コーヒーハウスが4軒も5軒も並んでいて、よく共存しているなあと思うほど。
 細かく見ると、フード類がパンだったりドーナツだったりと、差別化しているみたいです。

 スターバックスがこの国に無い理由がわかります。
 コーヒー1杯10フリブニャの世界に、スタバが入りこめる余地は無さそうです。

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 このお店で買ったコーヒーと、駅近くのパン屋さんで買ったのが、キエフ最終日の夕飯となりました。
 これで100円だか150円位だったような。

 ロールパンにひき肉を焼いたものが入っているのと、シロップでコーティングされているベリージャム入りのパン。
 日本では見かけないパンですが、日本人も美味しく感じる味付けですね。

[ 2017/09/16 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.14 ここはぶきとぼうぐのみせだ。

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 ウクライナ国立歴史博物館へ。
 私が日本人と知ると、受付の方から4Fで日本人形展をやってるよ!みたいな事を言われる。
 みんな優しいなあ。

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 日本で例えるなら、千葉県佐倉の歴史民俗博物館や上野の国立博物館を半分ずつまぜたような展示内容。
 ウクライナ語のみでの解説文なのでわからないことだらけですが、展示品を観るだけでもなかなか面白いです。

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 しばらく歩いていたら鎖帷子(くさりかたびら)的な物を見つけました。
 僧侶が装備できる頼もしい防具っぽいです。

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 さらに進んでいくと、時代が進み鉄の鎧にレベルアップ。
 ドラクエの武器屋さんみたいなラインナップです。
 武士の鎧も好きですが、西洋の甲冑も良い物です。

 文字はわからないけど、なんか見ているだけでも面白いなあ。

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 ただしつい最近までのウクライナを扱っているので、当然戦争の歴史も欠かせません。
 長い歴史を持つがある分、この国は多くの戦争を経験してきました。

 爆弾や焼夷弾を眺めながら、階段を上って行きます。

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 チェルノブイリ博物館でもそうでしたが、この国は実際に亡くなられた方のプロフィールと遺品を展示するのを好むようです。
 ただし反戦を訴えるような展示品を観る事はありません。 
 私が訪れたウクライナもポーランドも台湾も、戦いそのものを悪とする感覚は無いようで、それが日本とは大きく違います。

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 プーチンのポスターも展示。
「プーチンはウクライナを侵略した。次は誰?」
 この『次』と言うのは、ヒトラーの次という意味なのか、それともプーチンに続いてウクライナを侵略する次の人と言う意味か。

 外国語がわかればもっと楽しいのでしょうね。

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 最上階の4F。
 受付の方がオススメされていた、日本人形展コーナーへ。
 
 吉徳大光が資料を提供している、非常に真面目でしっかりした日本人形展でした。

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 ゲド戦記の『テルーの唄』をBGMに、飾られている人形はサムライでもゲイシャでもなく、神武天皇(初代の天皇)。
 元共産主義の国って、こういう企画を本当に真面目に運営しますよね。

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 他の展示内容は、黒田武士、桃太郎、羽子板としてめ組の辰五郎(歌舞伎の方ですね)も登場。
「Fire chief of Edo(江戸の火消しの頭).」
 とか真面目に解説されていて、ちょっと面白いです。

 こういうの、もっと日本でも紹介すればいいのに。
 日本で紹介されれば博物館側だって嬉しいだろうし、日本人が沢山来るなら日本語の解説文だって用意されるのでは?

[ 2017/09/15 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.13 おお あなた わたしの ともだち!!

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 チェルノブイリ博物館からその後の歴史博物館の前後に見かけた建物などを紹介。
 まずは聖ムィハイール黄金ドーム修道院・・・だったかな?

 地下鉄Poshtova square駅から4フリブニャのケーブルカーに乗り換えて、高台へ向かいました。
 ここらへんは昔の寺院が沢山あります。

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 まさに中世ヨーロッパっていうモニュメントが並びます。

 アレだ、右のおじいさんがパーティの弱点を突いた全体魔法とか使ってくるやつだ。
 左のおじいさんを倒さないと、いつまでたっても敵に回復魔法を使われそう。

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 ここらへんにはアンドレイ坂と言う、お土産屋が沢山並ぶスポットがあり、喜び勇んで立ち寄ったのですが。
 ・・・・・・どの商品にも値札が貼ってないので、チキンな私は諦めました。

 アッサラームの商人かあんたら。

 あきらかに手描きなミッキーマウスのマトリョーシカとか、絶対に許可得てないだろう?

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 聖アンドリーイ教会にて。
 でもまあ、こういう教会をそのまま日本に立ててもしっくりこないのだろうな。
 東ヨーロッパの気候だから似あうって言うのもあると思う。

 玉葱みたいな屋根が多いのは、雪が積もりにくくしているとの説があるそうです。

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 世界遺産、ソフィア大聖堂・・・の入口。
 入場料かかるうえに、日本語のガイドが無いので中に入ってもしょうがないかなあって、外から撮影だけして終わりました。

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 ソフィア大聖堂前と同じくらい、観光客の集まる独立広場。

・着ぐるみの人
・ハトを手に乗せた女性
・中世チックなコスプレにーちゃん


 大聖堂前も独立広場もこんな人々がいて、写真撮りませんか?ってやってます。
 そして撮影すると高い料金をふっかけられるのです。
 地球の歩き方でも注意されてましたし、私もこれら全員に声をかけられました。

 着ぐるみのにーちゃんとコスプレにーちゃんはなかよくタバコ吸っていたので、同じ仲間なのでしょう。
 
 しかし着ぐるみっていっても、クオリティの低いミニオンだからなあ。
 なんでウクライナまで来てミニオンの着ぐるみと記念撮影しないといけないんだ。

 先月、ビッグサイトでクオリティの高い着ぐるみやコスプレを観てきたっていう話ですよ。

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 ウクライナのシンボルにもなっている、大天使ミカエル。

 大天使ミカエルですよ!

 日本でこの存在の話をすると、中二病とか言われちゃうんですよ。
 それか女神転生シリーズのファンに間違われるか。
 でもこの国ではシンボルになっているのです。

 日本で同じものを作ったら珍百景扱いなのでしょう。

 キエフは中世ヨーロッパの趣のある素敵な街です。

[ 2017/09/14 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.12 Awakening

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 鉄道博物館を出てたら、地下鉄を乗り継ぎチェルノブイリ博物館へ。
 右手の車は駐車スペースではなく、事故の際に使用された車の数々です。

 早速入館いたしますが館内のショッキングな画像も登場しますので、問題無い方は続きをご覧ください。

[ 2017/09/13 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.11 キエフ超特急

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 9月4日、キエフ滞在3日目。
 キエフ中央駅から観光スタートです。

 空港からのバスから降りてホテルに向かう際に通ったキエフ中央駅。
 朝に訪問すると、その美しさにテンションが上がりますね。

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 まずはこの駅にある鉄道博物館へ向かいます。
 14番ホールの先にあるので、探すのに苦労しました。

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 おお、人力トロッコ的なやつです。
 真ん中のハンドルはブレーキですね。
 一度、動いているコレに乗ってみたいものです。

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 共産主義的な建物や車両って、星のマーク好きですね。

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 一部機関室や客室には、なんと入る事も出来ます。
 オシャレな軍人や政治家さんがヒョイと出てきそうな雰囲気です。

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 いわゆるスィートルーム。
 大きな事務室とベッド、2~3畳程の大きなシャワールームまで完備され、今の日本の高級旅客列車に負けない豪勢っぷり。
 共産主義の国でこれに乗れたのは、相当な身分の人だった事でしょう。


[ 2017/09/12 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.10 Dirge for the planet 6

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 チェルノブイリツアーもいよいよ最終回。
 最後は原発関係者が住んでいたピリピャチ訪問です。
 ゲーム「STALKER」でもお馴染みの、完全なゴーストタウンです。

 未来のエネルギーを生み出す原子力発電所のある街は、わずか16年ほどで消えてしまいました。

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 ゲームのSTALKERでは廃墟の間の大きな道を走り抜けて敵を倒しました。

 ゲームスタッフが取材をしてから10年以上経つからか、それともそもそもフィクションだったからか。 
 実際のプリピャチの道路はどこも狭く、木々が生い茂っています。

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 市民の体育館。
 プールは飛び込み台が完備され、日本ではなかなか考えられない程充実しています。

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 体育館も広いですね。

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 中にはギョッとするものも発見。
 一面に散乱しているガスマスクが。

 ・・・・・・いったいここで何があったのだろう?

「ガスマスクを盗んだ不届き者がお金になるフィルターの部分だけ取り除いて、残りを全部捨てたようです。」

 そうなのか。
 ガイドさんがいなかったら、ホラー的な何かを感じてしまう所でした。

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 学校では共産党のプロバガンダのポスターが貼られています。(過去系なので貼られていま・・・した。)
 書かれているのは、英雄リヒャルト・ゾルゲについての記事。
 
 ゾルゲ事件のリヒャルト・ゾルゲかッ!

 日本では憎い敵ですが、本国ソビエト連邦では英雄扱いなんですね。
 ウクライナ(元ソ連)は、戦争中は日本にとっての戦勝国、戦後も日本にとっては敵対する東側諸国でしたっけ。

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 STALKERでもお馴染み、一度も動かなかったという観覧車。
 メーデー(5月1日)を控えての原発事故(1986年4月26日)だったので、おそらくはその頃に合わせて運営を開始する予定だったのかも?

「試験動作はしたとか、まったく動かしてないとか、色々な説があります。」
 とは、セルゲイさんのコメント。 

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 クルクル回るアレ。

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 ゴーカートも、乗り手がおらずに可哀想です。

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 病院には、放射性物質が生の状態で展示されています。
 中身は消防士が実際に消火時に使用した作業服だそうです。

 放射能の数値は35mSV/h前後をマーク。
 4号炉前で計測した数値のおよそ50倍以上。

「徐々に放射能が減少しています。昔はもっと数値が高かったようです。」

 ガイガーカウンターがピーピー鳴ってる中に言われても安心はしませんよ。

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 原発の火災時に使用された作業服は、プリピャチ病院の地下室に放り込まれました。
 現在は大量の砂で埋められています。

「セルゲイさん、やはり放射線が強すぎて砂を・・・・・・?」
「いいえ、以前に観光客がこの地下室に落ちたので、危なくて砂で埋めました」

 ・・・・・・そうですか。

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 住民はよほど緊急に非難をしたのか、病院は新聞やカルテが散乱。
 歯科病院も作業を放り出して避難をしたようです。

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 キエフへ通じる川の港にて。
 水の自販機が残っています。

 コップは共用、右のくぼみに逆さに入れて洗浄してから使用していたそうです。
 効率的ではあるけれど、資本主義の国に生まれた人間としてはなんともかんとも。

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 港あたりの地面の放射線は、56.30mSV/h前後。
 今回のプリピャチ訪問では最高値です。

 もっともここは放射線物質が貯まる落ち葉ですし実際歩く事も無いので、そこで昼寝でもしない限りは害はありません。

 ちなみに、今回の訪問でガイガーカウンターの数値が高かったのは赤い森(Red Forest)でした。
 チェルノブイリ原発が爆発した際に吹き飛んだ放射性物質が拡散した森で、松の木が枯れて真っ赤になってしまい、もはやどうにもならなくなったために、枯れた木もそのまま埋められてしまっています。
 お時間がある方はちょっとグーグルマップでプリピャチを調べてみてください。
 原発周辺に、明らかに異常なエリアが見られると思います。

 そしてこの赤い森のエリア。
 車で通過するだけなのに、車内のガイガーカウンターは70~80mSV/hを記録。
 こればかりはなんか生きた心地がしませんでした。



 それにしても。
 原発のタイプが違うとはいえ、なんで日本はチェルノブイリに学ばなかったのだろう。
 避難手順も、社会保障も、健康医学も、得られる点は沢山あったはずなのに、隠蔽しちゃうところだけ真似しちゃったんだよなあ。

[ 2017/09/11 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.09 Dirge for the planet 5

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 車はいよいよチェルノブイリ原発付近へ。
 左に見える石棺(せっかん)は爆発をした4号炉。
 IAEA(国際原子力機関)の指示で、原子炉の入口周辺の撮影は禁止されていますので、まずは遠目から。

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 原子炉の入口に到着。
 先にお話した通り入口の撮影は出来ないので、反対側の線路をパチリ。
 実はココも観光スポットになっています。

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 理由はこの冷却池の主。
 1~2メートルはあるナマズです。
 冷却水の関係で誰も釣ろうと思わず、さらに観光客がきそって餌をあげているので、グングン大きくなってます。
 すっかり食べ慣れていて、食いつきも悪いようでした。

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 そしてアッサリ紹介するこの建物が、チェルノブイリ原発事件で爆発した4号炉です。
 モニュメント前は撮影スポットになっており、私がこれを撮影したのちは他のツアー客さんが並んで撮影されてました。
 外国の方も自撮りされるんですねえ。

 ここでのガイガーカウンターの数値は0.63~0.73mSV/h
 フランス製の新安全閉じ込め構造物(New Safe Confinement)の効果はしっかり出ているようです。

 なおこのドーム状の新シェルター、原発の上では当然作れないので、350メートルほどの線路を作りその先で製作しています。
 その後作ったドームをレールで移動させて4号炉に取り付けたそうです。

 ですがそれはあくまで外向けの放射能対策。
 対策が出来ないドーム内で働くスタッフのシフトは1日2~3分が限度だとか。

 31年前の悪夢は未だ多くの人を苦しめています。 

[ 2017/09/10 08:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.08 Dirge for the planet 4

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 巨大なレーダー施設を後にした我々は、さらに奥へ。
 徐々に発電所に近づいていくにつれ、立ち入り禁止エリアなども見られるようになります。

 こちらは放棄された村の幼稚園跡地。
 庭は汚染が激しく立ち入りが禁止されています。

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 31年前にこの人形を捨てた園児は、元気でやってるでしょうかね。
 御健在なら、世代的には私と近い歳かな?

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 ガイガーカウンターを地面にかざすと、12.25mSV/hを記録。
 アラームがビービー鳴るのでビビります。
 最近のガイガーカウンターはデジタルなので、Stalkerのようにカリカリと鳴らないんですね。

 
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 小さいベッドが沢山並んでいます。
 こちらはお昼寝部屋でしょうか。



 誰かが撮影用に、人形をベッドに乗せたと思われます。






 さて、こうして見学を続ける一行。
 その個人ツアーは決して安全な出来事だけではありませんでした。
 放射能の影響で突然変異を起こしたミュータントが行く手を阻むのです。 









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 ミュータントが!

 可愛いミュータントが!

 車を止めたらわーっとやってきて可愛いのなんの。
 狂犬病が怖いので、噛まれないように気をつけて可愛がると、もうずっとついてくるようになりました。

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 線路を歩いて、8割ほど完成していた5号炉の冷却施設へ向かいます。
 隣で建築を始めていた6号炉の冷却施設と共に建築途中だったのが、4号炉の事故で建造を中止。
 そのまま放置されてしまいました。

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 5号炉冷却施設の内部へやってきました。
 中にはドイツ人のアーティストが描いたイラストが見られます。
(ウクライナ政府が許可を出している、公認アーティストです。)

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 ・・・・・・でも、そんなシリアスな施設を見学しているのに、後ろから子犬のグループが楽しそうに追っかけてきます。

 通訳のセルゲイさんが犬がけがをしないように足を使ってどけてあげると、
「あ、この人、遊んでくれるんだ!」
 と勘違いして、余計に足にじゃれつくという、可愛い連鎖が続いておりました。

 チェルノブイリエリアに住む何頭かの犬は去勢手術や避妊手術を受けて耳に証明となるタグを付けていました。
 でも全頭に避妊処置ができるわけではないので、どうしてもこういう子犬が増えるのでしょう。

 今回の訪問では、ミュータントも猪もオオカミもおらず、犬と猫、それも圧倒的に犬を目にしました。

 みんな達者に暮らせよ。

[ 2017/09/09 20:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.07 Dirge for the planet 3

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「もうひとつのチェルノブイリをご覧になって頂きましょう。」
 セルゲイさんが連れて行ってくれたのは、秘密のチェルノブイリ。
 氏曰く、チェルノブイリ2というエリアだそうです。

 地面をちょっと確認してください。
 このエリアの道路はアスファルトではなく、コンクリートの板で出来ています。
 理由は、ここが軍事車両の通り道だからです。

 セルゲイさんが言う所のチェルノブイリ2エリア。
 原発事故とはまったく関係なく地図からも消されており(地図には子供向けキャンプ場と書かれていたとか)、コンクリートの道の周囲には人工的に森が作られ中が見られないようになっています。

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 その理由はこれ。
 なんと巨大な建物なのだろう。
 驚いているとセルゲイさんから問題を出されました。
 
「タケイさん、これじゃ何に使われていたと施設だと思います?」
「・・・・・・西側諸国の通信を傍受するレーダー?」
「惜しいです!」

 正解は、西側(アメリカ)の核ミサイルを監視するレーダーだそうです。

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 こちらがレーダー近くにある操作室。
 部屋いっぱいに積み込まれたHDDは、全部で500MB位あったそうです。
 今なら1万円も出せば片手に収まる3TBのHDDが手に入りますが、40年以上前で500MBは高性能ですね。
 個人向けのHDDは、25年前の時点でまだ40MBとかいうレベル(HDD無のPCが主流でした)ですから。

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 こちらがレーダーの操作室。(研修室との説有り?)
 レーダーは成層圏まで達し、アメリカのミサイル発射実験を探知していたそうです。
 最高機密の施設の為、職員が外に出なくても良いように自活できる畑もありました。

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 レーダーの真下からパシャリ。
 150mって、相当の高さですよ。

「せっかくですから上ります?」

 いやいやいや、全力で否定しました。
 ハシゴだけで数十メートル登って行くのは大変ですよ。
 いつハシゴが錆びて落ちるかわからないですし。

「やんちゃな若者が勝手に侵入して勝手に上って、ラクガキするんです。捕まっても罰金刑だからみんな反省しない。」

 どこの国のやんちゃ世代もおなじようなものなんですね。

[ 2017/09/08 20:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.06 Dirge for the planet 2

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 車はついにチェルノブイリに入りました。
 正式にはキエフ州チェルノブイリといいます。

 実は、チェルノブイリ原子力発電所はチェルノブイリにはありません。
 原発があるのはキエフ州プリピャチという都市にあります。
 チェルノブイリという名前が採用されたのは、そちらが聖書にも因んだ(聖書から採用したのかな?)程の歴史ある土地だからだとか。

『第三の御使がラッパを吹くとニガヨモギが川に落ち、水の3分の1が苦くなった』

 オウシュウヨモギはロシア語で「チェルノブイリニク」と言うそうなので、ヨモギが自生する土地なのでしょう。
(日本語版Wikipedia等とは少し内容が違いますが、今回はガイドさんの説明を採用しております。)

 それから気になる放射能汚染につきまして。
 セルゲイさんは何かあるごとに、ガイガーカウンターを出してくれました。

 キエフ市街だと、01.3mSV/h(ミリシーベルト)。
 キエフ市街の建物は大理石が多く、自然放射線の量が多いそうです。
 チェルノブイリでも道を歩いている程度ではキエフ市街と変わらないか、場合によっては低い位。
 
 また、10km圏内、30km圏内共に、検問所のゲートを出る前に放射線検査を実施していますが、今年問題が出た人は0人。
 昨年は1人問題が出たものの、原因は靴についていた土が原因だったそうです。
 土や水たまりとか植物は放射性物質が蓄積しやすいので、極力触らないようにとの注意を受けました。
 
 よかった、英語のツアーだったらさっぱりだったし、知らないままツアーに参加していたら危険でしたよ。

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 事故当時、チェルノブイリの消防士達は原子力発電所の火災現場に真っ先に駆けつけ、消火作業を行いました。
 しかし事前に放射能についての連絡がなかったので、放射能に対する装備をまったくせずに向かってしまいます。
 早い出動のおかげで火災は食い止められましたが、消火作業中に体調が悪くなった消防士が続出。
 目の色が変わって亡くなった人もいたようです。

 こちらの像はその時に命をかけて消火作業を行った消防士を称え、遺族たちがお金を出し合って制作されました。
 左奥には、放射能の影響で体調を崩す消防士がいます。

 そして奥にある消防署は原発事故の際に実際にその消防士たちが出動した消防署で、なんと現在も稼働しています。
 放射性を帯びた森林が多く火事になると放射性物質が飛び散ってしまう為に、火の用心のパトロールは欠かせないそうです。
 発電所に関係する仕事をする人はリクビダートル(ロシア語で清掃人)と呼ばれており、消防士さんもその一人と言うわけですね。

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 発電所の中で作業をしたロボットたち。
 人が入れないところへ侵入し作業をする・・・予定だったのが、中には高い放射線の為にすぐに壊れたものもあったそうです。
 当時は日本製の繊細な物より、ソ連製の大雑把な作りの方が壊れにくかったと言われています。

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 天使のオブジェ。
 街中には多くのオブジェが飾られています。
 こちらは先に紹介した、聖書に登場するラッパを吹く使徒をテーマに作られているようですね。

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 市内を少し回った後は、ホテル兼カフェで食事をとります。
 駐車場には、旅行を決める前に依頼しようかと候補に挙げていた原発ツアー会社のバスやワゴンが止まっており、多くの方が利用されていました。
 メニューはみんな同じのようです。

[ 2017/09/07 20:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.05 Dirge for the planet 1

 2日目。
 キエフ観光1日目にして、最も重要性の高い日程をこなします。

 朝、ホテルのロビーに『タケイさん』と書かれた看板を持つ方がいらっしゃいました。

 この方は通訳のセルゲイさん。
 また、隣にはウクライナ非常事態省の公式ガイドをされているコスタンティーノさん。
 本日予定しているチェルノブイリ見学を担当してくださる方々です。


 早速、コスタンティーノさんが運転する車でチェルノブイリへ向かいます。 
 キエフ市街からチェルノブイリ立入禁止区域までは2時間前後。
 発電所から半径30km圏内がZONE(ゾーン)と呼ばれ、許可なく立ち入る事が禁止されています。

 平地の多い南と反対に、北に向うにつれ森林の規模が大きくなってきます。
 チェルノブイリのあるウクライナ北部付近は森林が多く人口が少なめ。
 そこで何か事故があっても被害が少ないだろうと、原発の建設場所に選ばれたそうです。


 私が何故この場所へ行きたいかと言うとですね、実はゲームがきっかけなんです。
 10年位前に発売されたウクライナ製のゲーム「STALKER」にハマってしまいまして。
 死ぬまでに一度は行ってみたいなーなどと思ってました。
 まさか実現するとは夢にも思いませんでしたけれども。

 このゲームでは先に紹介したZONE(ゾーン)が舞台となっています。

 実際にこのエリアに入る時に書いた本物の書類にも「ZONE」という略称がしようされていて、ちょっとコーフンしました。
 立ち入り禁止だからさぞかし殺伐とした検問所なのでしょう。

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 ・・・・・・誰がゲートの前にお土産屋がある事を想像できます?
 缶バッジ買っちゃったけどさあ。

 看板を見る限り、原発見学ツアーをしている会社が経営しているようです。
 ツアー会社は英語かロシア語位しか募集していないので、私みたいな語学へっぽこ客はお呼びでないです。

 ゲートは30kmエリア、10kmエリアにそれぞれ設置され、パスポートが必要です。
 出ていく時には放射能検査を必ず行うように義務付けられています。

 日本から来た日本人は私1人。
 ゲート前ではカナダ在住の日本人女性に声をかけられました。
 
 セキュリティ上の理由でゲートの撮影は禁止されていますが、道路の真ん中で犬が寝ているなど、のんびりとした雰囲気ですね。

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 中心部に向かう前に、原発事故で住民が全員引っ越してしまった廃村に立ち寄りました。
 事故から31年が経ち、すっかり荒廃してしまっています。

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 どの村にもあると言われる、第二次世界大戦で戦死された村人のお墓。
 廃墟と比べるとそれほど汚れていないので、おそらく関係者の方が訪れて手入れをされているのでしょう。

 共産党のマークはウクライナでは使用を禁止されていますが、ゾーン内はエリアそのものを保存するという意向の為、当時のままだそうです。

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 こちらも村に必ずあるという、文化会館。
 中はホールや図書館などがあり、コンサートなどもできるようです。

 これ以外にも、今回の訪問で共産党の福利厚生についての姿勢を知る事になります。
 党としては公共的に必要な施設はできるだけ全員が使用できるように考えていたようです。

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 ガイドさんの案内で中に入ると、床が抜けている部屋がありました。
 レンガを積み上げてその上に床を敷くという、すごい雑な土台の作り方ですね。
 地震の無い国だからこその工法でしょう。

[ 2017/09/06 20:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.04 ウクライナってどんな国?

 ここに来て書くのを忘れていた事に気が付きました。
 それは「ウクライナってどんな国?」についての質問です。

 旅行前まで、「ウクライナへ行ってくる。」と周囲に言うと、ほとんどの人に「どこにあるの?」と言う質問をされました。
 兄のような付き合いをしている従兄弟が唯一、
「クリミアとか大丈夫?」
 という質問をされて、「さすがだな兄者」と懐かしいアスキーアートを思い出したくらいです。

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ウクライナ周辺地図(Googlemapより引用)

【国土】
 ウクライナはココにあります。
 赤いポイントの所が首都キエフです。

 国土の広さは日本の1.8倍。
 人口は4500万人で、日本の3分の1位。
 ウクライナの下(南東)に点線で区切られている小さなエリアがクリミア半島。
 これについては後で説明するので、場所だけ覚えておいてください。 

 首都はキエフ。
 現在の市長ビタリ・クリチコ氏はボクシングの元世界ヘビー級王者で、博士号を持つ文武両道の鉄拳博士。
 写真を見る限り、今でも強そうな方ですね。

【歴史】 
 古い歴史は興味がある方がお調べになっていただくとして(スキタイ人あたりから書くのは大変です!)。
 簡単に言うと、元ソビエト連邦で1991年にロシアから独立しています。
 コサックダンス(本当はもっと種類があるけれども)のコサックもウクライナ発祥ですね。

【言語と通貨】 
 ロシアから独立した事で、政府はウクライナ語を公用語として指定し、看板の表記などもウクライナ語を指定しています。
 ですが実際は元ロシア人が多いので、書くのはウクライナ語、話すのはロシア語、という使い分けがされているようです。
 私はウクライナ語を勉強しませんでしたが、ロシア語でも通じました。

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街の両替屋さん


 通貨はフリヴニャ (UAH)。
 例えば現地の値札などでは、100フリヴニャなら『100грн』と書かれていました。
 1フリヴニャは4.5円位。
 ウクライナ以外でほとんど両替できない上、日本円が使えない場合も多いので、日本の空港で予めドルに換えておくと良いでしょう。
 ヨーロッパを経由した乗継便を利用するなら、ユーロでも良いと思います。

【キエフ市内の交通】 
 地下鉄は5フリヴニャで1回まで乗り放題。  
 トロリーバスや小中サイズのバス、トラム(路面電車)等も5フリヴニャで乗り放題です。
 バスは車種によって4フリヴニャだったりします。
 値段は外に張り出されているのでぼったくられる事は無いでしょう。

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 トラムは最新鋭の綺麗な物から、ソ連時代から使っているような年代物まで走っており、車体を統一させようとは思っていないようです。

 地下鉄は5フリヴニャでプラスチックで出来たコインのようなジェトン(トークン)を購入し、入場します。
 
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 キエフの地下鉄はとにかく深さがハンパじゃないです。
 元々ソビエト時代に核戦争があった時にシェルターとして使用する為に作られただけあって、おそろしく深い所をおそろしく早いエスカレーター(日本のエスカレーターの2~3倍くらいの速度)でガンガン降りて行きます。

 観光4日目に利用したАрсенальна(アルセナリーナ駅)はそのエスカレーターを2回乗り継いでようやくホームへ行けるレベル。
 帰国して調べたら、深さは地下105.5mで世界一。
 乗り継いだエスカレーターも世界で一番長い距離の物でした。

 ちなみに、ウクライナの人々はエスカレーターの右側に立ちます。
 急角度で深い角度のエスカレーターなのに、左側を登ったり降りたりする人がいるのです。
 元々東側の国なのに、日本で言う関西(西側?)と同じルールなのですね。

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ジェトン自動販売機(2枚専用)

【効率性】
 お国柄もあるのでしょうが、日本人の私から見ると謎のシステムがこの国にはありました。

 例えば、先にお話したエスカレーターの監視所。
 エスカレーターのホーム側に監視小屋を設置して、職員さんがそこで坐って監視しています。
 エスカレーターを監視するお仕事なんて初めて見ましたよ。

 ジェトンも基本は窓口で購入。
 上の画像の券売機はジェトンを2枚買う専門の機械で利用しにくく、回数券的な券売機も決まった枚数が買えるだけ。

 2箇所の窓口に並ばせるよりも、1枚買える券売機を3台も用意した方が効率的なのになあ、
 ・・・・・・と思ってしまうのは、私が日本人だからでしょう。

【治安】 
 外務省によると、クリミアの危険度は3で渡航しないでくださいレベル。
 その他のウクライナ全土は危険度1で、十分注意してくださいレベルです。

 あくまでも私の体験ですが、空港や駅の白タクと闇両替以外はいたって平和で観光地も賑わっており、ロシアとは戦争中(?)とはとても思えませんでした。街中に迷彩服を着た軍人さんのような方もいましたけど、パトロールをしているような感じです。

【名物】 
 ローマ帝国があった時代にはローマのパン庫と呼ばれ、現在はヨーロッパの穀倉地帯と呼ばれているほど、小麦の名産地。
 スーパーでは沢山のパンがお手頃な価格で販売されています。
 ホテルではクロワッサンが美味しかったです。

 お土産として人気なのが、ロシェンのチョコレートやマトリョーシカ、ロシア系ビールなど。
 蜂蜜なども売れているようでした。

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【クリミア情勢】 
 元々クリミアはロシアから独立した時からロシアの人が多く住んでおり、親ロシア派が主流でした。
 そこへロシアからの『義勇軍』が侵入し、占領。
 勝手に選挙をして、勝手にロシアへの編入を宣言してしまいました。
 国際的には認められていませんが、ロシアからの『義勇軍』が常駐しているのでなかなか解決できません。

 この『義勇軍』というのが曲者でして。
 ロシアはあくまでもロシア軍ではなく、クリミアを思う義勇軍が自発的に活動しているだけだからね、という建前なのです。
 でも独裁色の強い国家でロシア軍の戦車に乗って戦う事なんてありえないでしょう。
 民主的な国だって、例えば米軍や自衛隊の軍人(隊員)が義勇軍なんて作れませんから。

 朝鮮戦争の時の中国のやり方に似ていますね。
 あれも正規の中国解放軍ではなく、義勇軍が自発的に戦いに参加した建前になっていましたっけ。

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プーチン大統領のトイレットペーパー(110円位)

 ロシアのプーチン大統領がプリントされたトイレットペーパーがお土産さんで売られているあたり、ウクライナ側の複雑な感情が伝わってきます。

【日本語版Wikipedia - ウクライナ関連の記事】
 ウクライナ関連の情報がどれも古くて、あまり実用的じゃなかったぞ!
 地下鉄の料金も値上がりしていたし。

[ 2017/09/05 20:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.03 東側流の歓迎

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 ヘルシンキ空港からは、ウクライナ国際航空で最終目的地へ。

 機体もサービスも、フィンエアーとは雲泥の差。
 随分とくたびれている機体では国際線にもかかわらず食事無し。
 飲み物も水以外はすべて有料(しかもかなり高価)。

 おまけに緊急時用の説明書に描かれているCGはどう贔屓目に見てもバイオハザード1(PS)レベル。

 これが元共産圏のサービスレベルか!

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 両替所からJPYの文字が消えました。
 日本円の力なんて、こんなもんですよ。

 闇両替や白タクの誘いをすべて振り払い、キエフ中央駅へのバスへ。
 
 バスは速度的にやんちゃで、曲がる時にもなかなかのスピード。
 お客さんが、
「ウラー!(万歳)」
 って叫んでいるのが印象的でした。

 初生ウラーであります。
(ウクライナはロシア語が良く使われています)

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 到着は午後8時30分頃。(写真は翌朝に撮影した物)
 時差を考えると24時間ほど寝ておらず、もうあくびが止まらない状態でチェックインしました。

 ホテルはプレミアホテルリビド。
 カードキー対応のエレベーターがポンコツだったり、洗面所の床に排水溝が無いのにすぐに床にこぼれるユニットバスとか、色々プレミア。
 石鹸やシャンプーが無いのもプレミア。
(後に置き忘れていた事が判明しました。)

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 ブラウン管のテレビなんかもプレミア感満載です。 

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 TVの電源をいれる、子供向けアニメが映りました。
 プリキュアみたいなものでしょうか。
 もう夜も9時を過ぎているのに。

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 あちらのアニメは、人種に偏りが無いようにネグロイドやモンゴロイドの性質を持ったキャラが登場しますね。
 日本のプリキュアってモンゴロイド以外の人種はいましたっけ?

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 ああそうだ、リビドの名誉の為に書いておきますが、朝食ビュッフェに関しては間違いなくプレミアでした。
 ロシア料理のピエロギ(マッシュポテトの入った水餃子)は美味しく、置いてあれば必ず食べていましたよ。

[ 2017/09/04 22:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

キエフへの旅 Part.02 マリメッコしましょ

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 フィンエアー(フィンランド航空)の飛行機は、定刻より少し遅れて出発。
 機体は最新のエアバス機です。

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 機内設備は今まで利用してきた中で最高クラス。
 機体カメラはもちろん、暇つぶしのコンテンツは充実しており、食事も最高レベルです。

「コーヒー」っていうと、コーヒーもちゃんと出してくれます。
 前回の悪夢は、あれはただあちらの会社のCAさんがポンコツだっただけなのかも?

 朝便なので、食事中は機体カメラでロシアの大地を眺めながら頂きます。

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 まずは冷たいお飲物でもどうぞ、とジュースとおつまみが提供されます。
 柿の種はグリーンピースも入っていて非常に美味。

 ブランケットや紙ナプキンはフィンランドを代表するアパレルメーカー、マリメッコのものが採用されています。
 にらめっこの親戚のような名前ですが、色鮮やかでとても可愛く、ちょっとお土産にアイテムでも欲しい位でした。

 ヘルシンキ空港で2800円のマグカップに驚愕するのは後のお話・・・。

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 10時間の長距離便なので、食事は2回出ます。

 1回目のメインディッシュは鶏肉。
 厚揚げ等と炒められており、非常に美味です。

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 2回目のデザートはアイス。
 コーヒーを飲みながら楽しみます。

 私は本と動画、ゲームなどを持ち込んでおり、時間つぶしは完璧ですよ。
 用意されていた映画は結局観ませんでしたね。

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 2回目の食事はカルボナーラパスタ。
 マカロニで作られていて非常に食べやすいです。

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 そうこうしているうちに、ヘルシンキ空港に到着。
 ヨーロッパの諸国への経由瓶も多く日本からのハブ空港の役割も担っているのか、施設内には日本語表示が見られます。
 日本人観光客はここからイタリアへ行くケースが多いようです。

 カフェでのんびりしたいところだけど、スタバのコーヒーが800円とかいう価格設定だからなあ。
 北欧は物価が凄まじいです。

[ 2017/09/03 20:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

キエフへの旅 Part.01 Souvenir of HANAMASA

 9月2日から7日まで、ウクライナのキエフへ旅に出ていました。
 今日から半月とか1ヶ月とか、旅日記が続きますのでご覚悟下さいませ。
 
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 早朝、成田空港へ。
 キエフへの直行便は無いので、まずはフィンランド航空でフィンランドへ行き、そこからウクライナ国際航空でキエフまで行きます。

 チェックインカウンターを探しているとフィンランドの方に流暢な日本語で話しかけられたので、カウンターが開くまで話をしていました。
 フィンランドで待っている日本人の奥さんがいるこの方。
 フィンランド人の旦那さんはJALに勤務、日本人の奥さんはフィンランド航空に勤務という、面白い経歴をお持ちの御夫婦です。

「奥さんが好きな物を色々買って帰るのです。」
 荷物の中には肉のハナマサで販売されている、プロ仕様のパン粉(1kg)やドレッシング(1kg)が入っていました。
 ハナマサのプロ仕様、結構美味しいものが多いんですよねー、などと歓談。
 旅のスタートとしてはなかなか出だしが良さそうです。 

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 それにしてもまた成田空港の免税ショップが益々萌要素を増してきています。
 海外の空港を体験すると、もう外国の方にとっては異世界に感じるでしょうね。

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 写真には写ってませんが、ちゃんとオーバーニーソックスです。

 どうした、日本!

[ 2017/09/02 22:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

おでかけちう

 というわけで、来週木曜日位まで旅に出ております。

 行ってらっしゃいコールなどは確認ができません。
 また、あちらでは日記の更新もできません。
 帰国後に日記を書きますので、その際にコメントいただければありがたいです。

 現地ではツイッターで呟いているかもしれませんので、リアルタイムでの活動が気になる方はそちらをどうぞ。

[ 2017/09/02 08:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)