熊犬の血を引く犬(おとこ) 前編

 銀牙シリーズ、また読み終えました。
 読了したのは「銀牙伝説WEED オリオン」。
 以前からこちらで紹介している、「銀牙」「銀牙伝説WEED」の続編にあたる作品です。

 ウィードに子供が生まれ幸せに暮らしていた奥羽の野犬達。
 しかし突然の大地震により、山脈が大噴火。
 ウィードやその家族、仲間たちは散り散りになってしまった。

 それに加えて、かつて伊達政宗に仕えていた忍犬、黒脛巾組が天下統一を画策。
 奥羽軍に迫る大将の黒脛巾政宗。
 兄政宗に命を狙われ、正義や愛を重んじる奥羽軍に加わる弟の黒脛巾山彦。

 はたして奥羽軍は奥羽を復興させ、政宗の野望を打ち砕くことができるのか!


 こんな感じのお話です。
 ウィードも面白かったですが、こちらはさらに物語がシャープになっていて、スリムにまとまっています。
 作品を追うごとに犬が器用になっていくのはお約束として、世代交代が進み前シリーズの子供達が活躍するのがポイントです。

 オススメしたいのがカマキリの子供たち。
 前作では法玄軍の重鎮だった暴れ者のカマキリ。
 ところがその子供達は割と常識的でした。
 彼らの母、つまりカマキリの奥さんがカマキリにDVを受けていたらしく、それを見ていた子カマキリ達は、
「ああ言う大人にはなるまい」
 と思ったのか、長男を覗いてはかなりマトモな性格でした。

 個人的に一番のエピソードが、この暴れん坊なカマキリの長男、赤カマ。
 今シリーズ一番の号泣ポイントでした。

 銀牙シリーズが好きな方には、是非お勧めしたい作品です。

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[ 2018/03/14 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)