滅ぼさないために知る

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絶滅動物データファイル(今泉忠明)

 本日紹介するのは、絶滅動物データファイル。
 その名の通り、古代から現在に至るまで絶滅した動物をいくつかピックアップされた種族が紹介されています。
 著者の今泉忠明さんは動物に関する多くの書籍を手掛けておられ、近年は子供向けの図鑑の出版に携われておられる方なので、他の著作をお読みになられた方もおられるかもしれませんね。

 さてこの絶滅した動物リスト。
 有史以前と有史以後(人類誕生後)とで半々ずつ紹介されているのですが、有史以後のページは読んでいて気分が沈んでいくばかり。

 ほとんどの種族で、
「いなくなるなんて思わなかった。」
 という感覚で殺すわ殺すわ。

 ドードーは塩漬けにして食糧補給で立ち寄る船に売るために乱獲されて絶滅。
 ジャイアントモアはマオリ族の食糧にされて絶滅。
 オオウミガラスやリョコウバトは羽毛目当てに絶滅。

 オオウミガラスは標本として高く売れるために、最後の一匹でさえもためらいなくハンターに殺されました。
 リョコウバトは50億羽もいたのに絶滅。絶滅を防ごうとしていたガイ・ブラッドレーも射殺されました。
 アメリカに動物保護団体が多く、時折日本にも意見をしてくるのは、おそらくはあちらも貴重な動物を絶滅させているからでしょう。
 カロライナインコみたいに。

 こういうのを調べていくと、動物愛護団体やシーシェパードの言い分がわかってきますし、幾分でも理解できるようになります。
「キリスト教的な感覚でクジラを取るなと言っているのだ!」 
 そういう人もいるでしょうが、実際は日本の漁業は魚を取り過ぎなんだと思います。

「最近は中国人や韓国人がマグロやウナギ(稚魚のシラスウナギ)やカツオを沢山とってるのだ!」
 いや海洋生物現象の大きな要因は、我々日本人でしょう。

『マスコミが伝えないニュース』は、広告代理店や特定の芸能事務所のスクープだけではありません。
 日本人が海外で悪い評価を受けている事実もその中に含まれます。
 報道されないうちに日本が様々な所で非難され、海洋生物も減っているというのは悲しいものです。
(WWFの日本語公式サイトでは、日本の違法操業について知る事が出来ます。)

 ただ我々日本人は「みんなの声を聴くのが正しい政治 → 漁業関係者の希望も聞いてあげよう」の流れでいつもなあなあで済ませてしまう悪い国民性を持つので、ウナギやマグロなどの獲り過ぎの魚はどれかしら絶滅かそれに近い状態になるのではないかなと思います。

 子供の世代、孫の世代までに、スーパーで気軽に鰻が買える時代であれ。

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[ 2017/06/13 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

日韓漁業協定って今の政権で更新されなかったんだよな
韓国が協定を守らないから、まぁ二度と無理だな
[ 2017/06/13 14:48 ] [ 編集 ]

>てかとさん
他の事ならともかく、漁業の乱獲についてはおそらく日本人が世界でもワーストランキングトップに位置すると思います。
ウナギもマグロもエビもサバも、日本人が一番食べるんですよね。
[ 2017/06/13 22:49 ] [ 編集 ]

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