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未知の食文化

 昨日の話の続きをもうちょっとだけ。
 紹介した4コマのオチは、オムライスという料理を知らない瑞麗を笑う作品でした。
 竜の世界ではチキンライスだって無いし、チキンライスを卵で巻く文化もないし、ケチャップで絵を描く文化もないわけで。
 ハートマークの食べ物なんて、下手すれば心臓を食らう!的な意味を持つ食べ物だと勘違いするのは仕方がありません。

 しかしよくよく考えてみれば、割と我々もそういう体験があるのでは?と思う事があります。

 今でこそスシは日本料理として認識されていますが、まだ世界中に広まる前は『ご飯の上に生の魚を乗せて食べる』っていうのは、世界の人にとってちょっとしたグロテスクさを感じていたようです。
 さらに海苔というものだって知名度が低いわけですから、
「ジャパニーズのやつら、ごはんに生の魚を乗せて紙を巻いて食べるとか、クレイジーだぜ!」
 っていうことになってましたし。
 
 太平洋戦争時にアメリカ軍やオーストラリア軍の捕虜に牛蒡を食べさせた日本人が、戦後裁判で、
「木の根を食べさせて虐待した」
 と罰せられたこともありましたね。
 
 そう考えると、あるあるで恐縮ですが、タコとかウニとかホヤとか、最初に食べた人は本当にえらいと思いますよ。
 フグなんて毒で何人も死んでいるのに、その度に皮を剥いだり内蔵取り除いたりして食べられるようにしているわけですから。
 
 フグの卵巣の糠漬けなんて猛毒なフグの卵巣を塩や糠に2~3年漬けて、ようやく毒が抜けて食べられるようになるのでしょう?
 理屈は分からなくても(現代でも不明)それを知っているという事は、半年とか1年漬けたものを食べて死んだ人がいるわけです。
 人間がここまで生き延びた理由のひとつに、『食べ物についての好奇心』っていう要素が含まれていると考えてもおかしくなさそうに感じます。

 その飽くなき食への好奇心を持った人類が反映した結果、偏食の強いコアラやパンダをありがたがる光景というのがなんとも不思議ではありますけれども。


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[ 2018/06/13 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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