才能潰し

2014031901.jpg
砂の栄冠

 私の好きな野球漫画「砂の栄冠」に、右投げ投手の主人公が急きょ左投げで登板するエピソードがありました。

 試合後マスコミからの、
「今後は両投げのピッチャーでやっていきますか?」
 との質問にあやうく頷きそうになりながらも、じっくり考えて『NO』と答えるシーンが強く印象に残っています。

 巻末コラムでも語られていますが、高校野球界ではこういう時に『YES』と答えてしまった事で将来が閉ざされた高校野球児が多くいるそうです。

 先程の主人公の例で言えば、あそこで両投げ選手でやっていく事を明言してしまうと、
「両投げ投手プロへ挑戦!」
 とマスコミに報道され、本来右投げだけならプロでも通用したのに、本人も両投げ投手としての期待に応えようとして頑張り過ぎる事で、体を壊したり結果を残せなかったりするパターンが少なくないようなのです。
 
 最近では「二刀流選手」の例がありましたでしょう?

 元野球選手のタレントさんならまだしも、マスコミは必ずしも基本野球にも詳しいわけではありませんし、自分たちの責任に責任を持つことも無いので、言葉一つで陽の目を見なかった高校球児はこれからも増えていくのでしょうね。 



 それにしても、この「砂の栄冠」は面白いだけではなくて、色々考えさせられる作品です。
 本編はもちろん、巻末のコラムだけまとめて本にしても売り物になると思いますよ、コレ。

スポンサーサイト
[ 2014/03/19 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://honkedoy.blog.fc2.com/tb.php/166-9e119878