海軍よもやま

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続・海軍よもやま物語(小林 孝裕)

 久しぶりに読んだ本のお話を。
 前作の海軍よもやま物語が面白かったので、続編を買ってきました。
 
 著者の小林孝裕さん(故人)は、
「鬼の金剛 地獄の山城」
 と呼ばれるほど厳しい山城をはじめ、水上機母艦瑞穂や戦艦武蔵など多くの軍艦で航空機の整備員を務めた軍人さんでした。
 この時の生活や出来事を、ご自身のイラストと共に紹介されているのが、本作になります。

 戦艦山城と言えばかなり大きな戦艦で、さぞ殺伐としていると思いきや、兵隊さん達の中ではクラブ活動ができる程仲が良かったそうです。
 訓練も戦闘も無い時は部活動の時間が設けられ、将棋部、相撲部、柔道部、レコード部(音楽鑑賞)等の活動が山城の甲板で行われていました。
 とりわけ盛んだったのは剣道部と銃剣道部で、山城の甲板を舞台に行われた剣道部と銃剣道部の対決は大盛況だったとか。

 軍艦と言えば主砲とか速度とかそういうのがメインのはずなのに、自分はいつも食べ物とか余暇の過ごし方とかに目が行ってしまうので、軍人さんの日常が描かれたこの本も楽しませていただきました。

 なお小林さんの戦時中最後の任務は、
「陸軍兵の斬りこみ隊を乗せた飛行機をサイパンに飛ばし、アメリカ軍のB29をできるだけ爆破しろ!」
 というもの。
 8月15日の作戦当日、待てど暮らせど出撃命令が出ないなあと思って待っていたら、陸軍兵さんから終戦の報告を聞いたそうです。

 運命ってすごいなと思いつつ、読了したのでした。

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[ 2015/06/11 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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