王者の交代

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 少し遅めのGWで、上野にある国立科学博物館へ行ってきました。
 平日なので小学生はおらず、未就学児を連れた家族連れや学校行事で来たであろう中高生が沢山いました。

   あ とつが い もいま した。
          さ  び  しかっ た です。

 さて。

 昨年秋の生命大躍進から半年。
 今回は恐竜オンリーの特別展です。

 あ、今みなさん「またか」と思いませんでした?

 また恐竜かと。
 いつも古代生物じゃねえかと。
 そんなの子供時代の時点で満足したよと。

 ええい、甘い甘い。
 貴方が持っている恐竜知識は、もう使い物にならないのだ!

 とまあ芝居かかった物言いですが、実際に10年以上恐竜から遠ざかっておられるのであれば、かなりの情報が古くなり役に立たなくなっているケースが多いです。
 とりわけ2014年から2016年にかけての研究速度が増したそうで、今までの常識のいくつかがすでに覆されています。
 ためしに、この3年間だけでハッキリした事だけでも紹介してみましょうか。 

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 まず我々元恐竜少年達のアイドル、ティラノサウルス先輩に登場して頂きましょう。
 体長は15メートルで、我らの知る限り最大の肉食恐竜です。

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 これが2014年に全身骨格が復元されたスピノサウルスの登場で、最大肉食恐竜の座から引きずり降ろされました。
 スピノサウルスの体長は15~17メートル、水中で生活していたようです。
 今回が日本初公開だそうですね。

 デカいですねえ。
 お子様がみんなでピースして写真撮っていました。
 ベギラマで倒すのは難しいかな。

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 このカロリーメイトみたいなものの上に刺さっているのが、スピノサウルスの歯。
 ティラノサウルスの歯が肉を切り裂けるように前歯と奥歯で用途別に使いこなせる形状になっているのに比べ、こちらは噛みついた相手を逃がさないようにか、円柱になっています。また、ティラノサウルスなどと同じく獣脚類(じゅうきゃくるい)に属しているのにもかかわらず、スピノサウルスは四足歩行をしていました。
 あの手の肉食恐竜がみんな二足歩行、という常識も、すでに覆されているわけです。 
 
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 そして、そんな獣脚類でありながら、肉を全く食べないベジタリアンな恐竜チレサウルス。
 2015年に発見された新種なので、今日初めて知る方も多いでしょう。

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 同じく2014年に命名され、今回日本で初公開になったクリンダドロメウス。
 鳥盤類(ちょうばんるい)という恐竜の進化系で、鳥に進化せず子孫も残せず絶滅しているグループです。
 この恐竜が何故大きな発見かと言うと、次の復元模型をご覧いただければ一目瞭然。

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 クリンダドロメウスは複数の種類の羽毛を持っていたそうです。
 尾が鱗、頭と体が羽毛という珍しいハイブリッドな恐竜だったようです。

 羽毛のある恐竜は本当にいたのですね。

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 楽しい恐竜を見た後は、美味しい企画展メニューを味わいましょう。
 支店では来週公開予定の、恐竜展特別メニューです。

 卵の入った恐竜の卵的な巣篭りメンチカツや、ティラノサウルス風ナンのピザなど、割と美味しいプレートでした。

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 もちろん、忠犬ハチ公(剥製)にも会ってきましたよ。
 毎年飽きもせず撮影しているので、同じ展示物の歴代撮影枚数はトップクラスだと思います。
 次点は多分ビッグサイトかしら?

 うん、熊本大地震の募金も科博で出来たし良い一日であった。



 ああそうだ。
 最初の方で一人で見るのは寂しい的な事書きましたけど、男女問わずおひとりで楽しまれている方は結構いましたよ。
 ミュージアム内のレストランでも、私の隣のテーブルで女性がおひとりで楽しまれていましたし。
 同じ趣味の人がいると、頼もしいですね。

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[ 2016/05/06 19:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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