改善進展

 海外では役人の地位は公務員ではなく、政治家の管轄する実務スタッフと言うケースがあります。
 なので与党が変わり政治家が変わると、今までいたスタッフは全員解雇され新しい政治家の部下に切り替わります。
 
 そういうシステムでないわが国では政治家が変わっても実務スタッフを変えられないので、役人の望まない方針だと協力を得られないばかりか、思わぬところで足を引っ張られ、失脚します。また身分が保証されているので簡単に解雇もできません。
 これは改革をする上では非常にやっかいな構造です。
 政治家の気持ちだけでは改革が出来ないわけですから。

 反面、メンバー総入れ替えが無いので全体的な意見が変わりにくいので、長年同じ仕事も続けられます。
 どんなものでも悪い面があれば良い面もあるという事です。

 なんて前置きを書いた理由は、ここ最近で見かけた外交ニュースがきっかけです。
 
 アメリカのオバマ大統領が広島の原爆資料館へ行くかもしれない、というニュースを耳にしました。
 戦争終結以降、アメリカの大統領が原爆資料館へ行くか行かないか、それ自体が議論になるのは異例の事です。
 アメリカは、
「原爆投下は戦争早期終結に必要な事で、わざわざそこだけを記録されているのは不愉快。」
 というくらいのスタンスでしたからね。

 またロシアはロシアで最近は北方領土の議論をどうするか、返還するか返還しないかをロシアの政治家がコメントしています。
 これも戦争が終わった頃は正当な手段で得た土地だからと、ソ連は議論すら応じていませんでした。 

 時が解決してくれたと書けば簡単ですが、私は長年同じ活動をしていた政治家や外務省の役人さんの尽力が大きいのではないかなと思います。
 縁の下の力持ち的なスタッフが、地道に外交のパイプを作って話し合いまでもっていった功績は決して小さくはないはずなのですが、今日もニュース番組ではその働きを褒める事はありませんし、政治家の頑張りを評価する事無く、海外ではどう評価されているかをばかり報道しているようです。


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[ 2016/05/16 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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