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ひとりまおう 2004年6月29日

 そんなわけで今日は朝6時おきで成田空港へ出撃。
 空港の入り口でパスポートを提示し、貨物ブロックへ行って参りました。
 もうスゴイです、成田空港。
 でかいのなんの。もう町ですね、あの規模は。

 エリアの中に飲食店やガソリンスタンドまであるんです。地図がないと迷います。
 一方通行ばかりな上に、フォークリフトがそこかしこに走り回っているので免許取り立ての方はオススメできません。
 JALカーゴの事務所へ行き、その後検疫所で登録、違う場所にあるJALカーゴの倉庫へ行き、ルイ君を受け取り、また検疫所で検査。
 その後検疫所の上にある関税所で関税を計算し、その上の階にある支払い場所で関税を支払い、その領収書を下の階の関税所で見せてハンコを押してもらい、全部の書類を持って3番目に行ったJALカーゴの倉庫へ行き、改めて犬を受け取りました。
 もうRPGのおつかいシナリオを遊んでいるような気分ですよ。

 大きな貨物エリアで地図を見ながら歩き回るのは厳しいモノがありました。 
 暑いですし。結局2時間以上はココにいた計算になります。

 検疫所の綺麗なおねーさん(検疫官?)の検疫を受けた後に関税所に行きましたが、関税官の方が書類を見ながら頭をひねりました。
「犬を運ぶのに1400$って高すぎませんか?」
 とのこと。
 聞けば国際協定により、正規の値段は半分の650$だそうな。
「ちょっと関税が高くなりすぎるので運賃は650$くらいで良いですよ。」
 とても親切丁寧な方なのです。
 ペット(動物)の関税は『運賃+犬の代金』から計算される上、10円台は切り捨てられるので、たった1800円で済んでしまいました。

「ぼったくられたんでしょうか?」

 という質問に、

「うーん、もしかして他の諸費用が重なったのかもしれませんねぇ。」

 確かに運ばれて来た箱は木と金網で丈夫に出来たゲージでした。

「まあ、あまり公には出来ませんが・・・。」
 と関税官さんは付け加え、

「実験動物用の動物なんか金網でくくったようなゲージで運ばれるんですよ。コスト削減にね。魔王さんのワンちゃんはきっと丁寧に運ばれたんでしょう。」
 とにもかくにも無事に犬を引き取り、帰宅しました。
 まあ僕は初対面になったのですが、お互い『ナンダコイツハ・・・』的なお目見えとなりました。
 あと検疫所は動物や植物の検疫をしているせいか、ケモノ臭かったです。

 それにしても成田空港は本当に公共機関か? と思えるほどみなさん良い人ばかりでした。
 気が良いというか親切というか。入り口の検問の方もJALの方も検閲の方も関税官の方もみんな親切。
 日本の玄関を支える人達はみんな自分のお仕事を愛しているようです。

 帰ってきてからも安息の時はなく、そのまま動物病院へ。
 前の2匹の愛犬がお世話になった動物病院に行きました。
 来たばかりでどんな予防注射を打ったらいいか計画を立てに。さすがに今日打つ気はありません。
 その前に我が家に帰ってくるなり粗相をしまくった彼ですが、まあ初日なので許します。

「あーもうかなり疲れてますねぇ。」
 ルイ君を見るなり、お医者さんがそう言いました。

「検疫はどうしたんですか?」
 日本とオーストラリアは協定の関係で、オーストラリアで書類がキチンとそろっていれば、日本での検疫は数分で終わってしまうようになっています。ちなみに普通にペットを他の国から持ち込もうとすると、最低でも2週間、最高は数十日間の検疫期間が必要で、その間は当然成田か横浜の検疫所に隔離されます。

「昔は日本とオーストラリアの検疫は1年半が標準だったんですけどねぇ・・・。」
 多分、日本からオーストラリアへペットを送るのならば検疫期間は相当長いんでしょうね。オーストラリアって自分の国への持ち込みは厳しい癖に自分の国からの持ち出しは甘いんですよ。食べ物とかね。

「まあとにかく冬のオーストラリアから夏の日本へ運ばれてきたので相当弱ってます。とにもかくにも家で軽くエアコン付けて数週間休ませて下さい。フェラリアの薬を出しておきますので2週間後くらいに飲ませて下さい。各種ワクチンは1ヶ月後くらいから打ちましょう。」

 薬が出るまで外で待っていましたが、やはりお医者さんが、
「外は暑いでしょ。犬に毒だから病院の待合室で休ませなさい。おしっこしちゃう? でもまあそれくらいならいいですから。」
 とまた入れてくれる。お医者さんも親切なのです。

 病院帰りにドッグフードとペットのトイレセットを買い、帰宅。しかし姉がアレな性格なのでトイレのしつけが出来ておらず、これからしつける予定。
 で、今日一番疲れたのがルイ君本犬で二番目に疲れたのが母親ならば、三番目はウサギ達でありましょう。リビングにルイ君を放したら探検がてらウサギのゲージに近寄ったところ、エール(AILE)は鼻ピクピクの大緊張、ラヴィ(LaVie)はもうケージ内を走り回って大激怒&威嚇で、後ろ足をドンドン踏みならしておりました。ウサギは機嫌が悪いと後ろ足をドンドン踏みならす生き物で、実は意外と臆病だったり攻撃的だったりします。でもいきなり犬が来て驚いたでしょうね。我が家のリビングに来た犬はルイ君がはじめてなのですから。

 ・・・今日一日、疲れました。しかし本当の生活はこれからなんですよね。預かり犬とはいえ、苦労は耐え無そうです。

 眠いよー。

 この記事は旧サイト「サバのほね」の日記をFC2ブログ用に移植したものです。

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