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とんぼ乗り

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空のよもやま物語(わちさんぺい)

 先月まではこんな本を読んでました。 
 わちさんぺいさんの、空のよもやま物語です。

 筆者は民間の航空学校で勉強していたのを、大日本帝国陸軍航空審査部に軍属として入隊。
(軍人ではない民間人が軍の任務を行う事を軍属と言います。)

 偵察部隊のエンジニアとして入隊したので、主に割り当てられたのは九五式三型練習機(キ-17)の整備と後部座席。
 乗っている機体に異常が無いか確認したり、後からくる友軍の機体とぶつからないように注意をしたり、時には乗っているだけで居眠りをしてしまったりと、我々が知っている『戦争』とは違う空気の世界でした。

 キ-17も重量639kgと非常に小型で、学校の校庭に着陸したり、墜落しそうになったら松の木の上に突っ込むような事もできていたそうです。
 なんでも松の木に落ちた方が不時着するよりダメージが無く、パイロットも松の木を伝って降りて無事に帰れたとか。
 軽いので離陸もしやすく、陸軍空母『あきつ丸』の訓練に参加した時は80mの滑走路を30mで離陸してしまい、残りの50mは空の上から眺めていただけだったそうですね。
 戦争と聞くとみんな精神的にキツキツ、のような印象がありますが、こういう青春もあったのかなあと思いつつ読了致しました。

 こういう方のお話を聞いてみたいと思いつつ資料を見ていたら、わちさんぺいさんは1999年に亡くなられている事が判明。

 アカシックレコードみたいなのが本当にあれば良いんですけどねえ。
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[ 2014/12/02 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)