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蟻に学ぶ危機管理術

 日本では外来種である蟻、ヒアリがナウなヤングにバカウケだそうです。

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働かないありに意義がある(長谷川英祐)

 そこで・・・というわけではありませんが、アリに関する面白い本を見つけたので紹介します。

 内容はタイトル通り、主にアリについての書籍です。
(ハチやネコについても少し紹介されています。)

『働きアリは8割が働いて、2割がサボっている。』
 皆さんも、そういうウンチクを聞いた事がありませんか?

 では何故、コロニーで集団生活を送るアリの中で、サボる個体がいるのでしょう?

 アリの中には個体差があり、物事に関する許容値(反応閾値=はんのういきち)が違います。
 人間で言えば、綺麗な部屋が好きな人と、汚い部屋でも大丈夫な人がいるのと同じです。
 ですから、アリも巣が汚れるとすぐに掃除をする個体と、相当汚くならないと掃除をしない個体がいるのです。

 でも無駄飯食いとか、機能的でないとか言うなかれ。

 全員が綺麗好きなアリだと、いずれみんな疲れてしまってコロニーが全滅してしまうのです。
 働き者のアリが疲れて動けなくなると部屋が汚くなるので、今度は働かない者アリが掃除をして、その間に働き者アリが回復するわけです。

 はぁーなるほどー!と、思わず唸ってしまいました。

 基本的に集団行動をする生物は、全員ギリギリで働いてはいけないんですね。
 全体的に余裕を持たせておいて、何かあったら余裕分でやっていくのが正しい危機管理のはずなのです。
 
 そうなると、常にギリギリでまわしている人間は、危機管理もできない愚かな種族という事になるでしょう。
 日頃小さい存在と見下ろしているアリからも、学ぶべき点はあるようです。

 この本、いつもより多くの方にオススメします。

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[ 2017/08/14 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)