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吉良邸討ち入りの季節

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 両国で元禄市というイベントが開催されていたので、遊びに行ってきました。
 道路を車両立ち入り禁止にして、左右を色々な業者や自治体などが色々な物を販売する内容で、料理やお菓子、特に衣類類が多く並んでいたように思います。

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 市では特に買うものはなかったものの(どちらかといえば近所向け?)、吉良邸跡地に初めて訪問できたのは収穫でした。
 かつての高家の屋敷だった跡地は、現在は30坪に満たない小さなスペースです。

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 このイベントも、元々は歌舞伎の悪役イメージが強い吉良と、正義派とされる事の多い赤穂を、善悪関係なく偲びましょうというものなので、吉良邸跡地にも多くのファンが押し掛け、沢山のお供え物が収められています。
 
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 吉良邸跡地への道で見つけた回向院の散策も大きな収穫でした。
 1657年に発生した明暦の大火(振袖火事)で亡くなられた身元不明の遺体を埋葬するために作られたお寺で、江戸好きには有名な場所です。
 江戸東京博物館の正反対にある場所なので、今まで訪問する機会がありませんでした。

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 ここは江戸時代に作られた猫の墓(猫塚)がある為か、動物の慰霊碑があるのも特徴。
 この慰霊碑の隣には、ペットの名前が書かれた卒塔婆がズラーっと並んでいます。

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 そしてもっとも人気のあるスポットは江戸時代後期の大泥棒、鼠小僧次郎吉の墓です。
 ギャンブルが止められなくて遊ぶ金欲しさに泥棒をしていた彼は、歌舞伎で義賊として扱われ民衆から大人気になります。

 大人気になるのは良いのでしょうが、彼にあやかり主に賭け事が好きな人達が墓石を削って持って帰ってしまう事件が続出。
 あまりに墓石がボロボロになってしまうので新しく取り替えたところ、やはりみんな削って持って帰ってしまうので、墓石の前に削る為だけに「お前立ち」という別の石を設置。
「削りたい方はお前立ちを削って持って行ってくださいね」
 というシステムになり、ようやく鼠小僧の墓石はボロボロにならずに済むようになりました。
 奥の墓石が鼠小僧の墓石で、手前の白いのがお前立ちです。

 ただ削る削ると言っても、石でガンガン削っても石の粉が出てくるだけ。
 適度に集めて容器に入れるのがせいぜいでしょう。
 昔の人は、よくもまあ墓石がボロボロになるまで削ったものですね。

 私も指にベッタリくっつけたもののギャンブルには縁のない生活を送ってまして、さてこの幸運をどうしたものか。

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[ 2018/12/09 16:45 ] 日記 | TB(0) | CM(0)