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安全カミソリは安全ではない話

 昨日、自力救済の話をしたかと言いますと、たまたま南米についての本を読んでいたのがきっかけです。
 気に入らない痴漢に対し、安全ピンどころかナイフを刺しても許される、自力救済が認められる素晴らしい国が南米にはいくつかあります。

 ただし「素晴らしい国」の恩恵を受けるのは「力のある人」に限りますが。

 南米には、麻薬や天然資源を牛耳るマフィアが多数存在します。
 そういう場所では警察とマフィアが仲良しの為、司法機関が機能していません。

 2014年にメキシコのイグアラ市という場所で発生した学生集団失踪事件は、そんな自力救済の状態を表す事件でしょう。
 政治運動を予定していた学生集団が乗っていたバスを、警察とマフィアが襲撃。
 警察はデモを恐れた市長の指示で、またマフィアは彼らが乗っていたバスでヘロインを輸送している事実の発覚を恐れて、結果的に警察とマフィアが手を組んで計画されていたようです。
 この事件では6人が死亡し、43人は未だに行方不明となっており、現在においても解決はしていません。

 こんな国で女性が生き残るためには、レイプや誘拐、殺人に怯えながら暮らすか、自分もマフィアに入るしかありません。
 なので南米では少女マフィアが麻薬や売春で稼ぎ、トラブルに巻き込まれたり、逮捕されたり、時には命を落とします。

 司法の手によらず自分で正しいと思った事を自由に裁くためには、最終的にこういう競争社会でナンバーワンになるのが正しい方法でしょう。
 マフィアのトップになれば、気に入らない痴漢に好きな事をしても警察は見て見ぬふりをしてくれます。
 ただし、結果的に現在以上に女性(もちろん男性も)を不幸にする世界となります。

 減らない満員電車とか、犯人を特定しにくいとか、まだまだ日本の痴漢対策は進んでいません。
 ですが、それでも裁判官と検事と弁護士が法に従って粛々と案件を処理するシステムの方が良いと思いますよ。
 周囲に被害を知らせたいならば、人に危害を加えない防犯グッズ(防犯ブザー)などもありますし。

 ここからは個人的な体験談になりますが。

 痴漢対策ではない案件で、私も怪我をしたことがあるのです。
 満員電車で女性のカバンにつけられたキーホルダーの金具の部分で、指の皮を剥されまして。
 指の皮がベロンとめくれ、しばらく血が止まりませんでした。

 アレ、指先なのでかなり痛いんですよ。 
 そして自分は何も悪くないのに朝からこんな目に遭って、ものすごく落ち込んでしまいました。

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[ 2019/06/04 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)