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恐竜ブラッシュアップ

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 上野の国立科学博物館で10月14日まで開催されている特別展『恐竜博2019』を観てきました。

「何年も同じ博物館へ行って飽きないのか?」

 いやいやいや、それが違うのです。
 なんと恐竜をはじめとする古生物学は、常に新しい発見があり、年々情報が更新していくのです。

 例えば今回のテーマである恐竜。
 昭和生まれの私が子供の頃には、
「隕石が落ちて地球が寒くなり、恐竜は絶滅しました」
 と教わっていました。

 1990年に発売したPCエンジンの『マジカルサウルスツアー』でも、恐竜は絶滅したと開設されています。
「我々の中に今も生き続ける」
 みたいな解説もあったっけかな?

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デイノニクスの足

 ところが現在の学会では恐竜は絶滅していないことが判明しています。
 
 例えばこちらは恐竜デイノニクス(恐ろしい爪という意味)の足の化石の実物ですが、ちょっとしたダチョウ感がありません?
 デイノニクスの手にあたる部分も横に稼働し、イメージされている復元はかなり鳥っぽいです。

 また鳥と恐竜を合わせたような化石は他にも多く出ており、
「恐竜の多くは絶滅したかもしれないが、一部は鳥類に進化して現代まで種が続いている」
 というのが、今の学会の基本的な姿勢なのです。

 恐竜の代名詞でもあるティラノサウルスの骨のタンパク質から解析したところ、現代のニワトリに近い遺伝子が検索されています。
 どっこい生きてる街の中、というところでしょうか。

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 恐竜が鳥に近いという証明のひとつにもなった、抱卵スペースの化石の復元。
 爬虫類は基本的に卵を産んだらそのままですが、恐竜は鳥類のように産んだ卵を温めたり守ったりしていたようです。
 この復元の化石では、細長い卵を円を作るように産み、その真ん中に座って守っていたのではないかと言われています。

 最近では羽毛の色までわかる恐竜まで見つかっている古代の生物界。
 かつては恐竜少年だった方も、そうでない方も、たまには新しい発見を楽しみに博物館へ行かれてはいかがでしょう?
 上野で展示が終われば、多分大阪や名古屋や九州でも開催されるでしょうし。
(去年ここで観た昆虫展も、現在は大阪で開催されてますから)

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 ちなみに恐竜界のスーパースターであるティラノサウルスも、現在も次々に新しい個体が見つかっています。
 2019年の4月には推定重量が8.8kgの超巨大な化石が見つかり、記録が更新されました。
 この復元化石だけ見ても、どえらい迫力でした。

 ここまで大きいと、そりゃあメテオのひとつも使えるでしょうよ。

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[ 2019/09/07 15:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)