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19の頃

 先日読んだ『新人女性自衛官物語』が面白かったので、続編にあたる作品『陸自会計隊、本日も奮戦中!』を読了しました。
 萌えイラストの表紙とは少し歴史がズレており、昭和最後の方のお話です。

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陸自会計隊、本日も奮戦中!(シロハト桜)

「自宅では布団で寝ていたので、ベッドで寝られると聞いて心躍った」

 そんなゆるーい感覚で陸上自衛隊に入隊したシロハト桜さん。
 夢にまで見たベッドは無機質な二段ベットで、待合室かと思われるほどの質素な部屋で教育を受け、ついに配属先が決まりました。
  
 シロハト二等陸士(旧軍隊で言う一等兵)の新たな配属先は会計科。
 隊員の給与や物資調達時の支払いを行う、会社で言えば会計係にあたる管轄です。
 教育時に持っていたアサルトライフルをそろばんに持ち替え、挨拶やお茶汲みからはじまる庶務要員としてキャリアが始まります。
 職場にWAC(女性自衛官)の寮はなく、寮からは電車で通勤したそうです。

 敷地内でのお花見や清掃管理という名目のタケノコ掘り、娯楽室での焼肉パーティなど楽しそうな事もある反面、車で移動すると自衛隊反対派に煽られたり道をふさがれたり、良くも悪くも今との時代の違いを感じました。
 色々な立場の本を読むのが好きなのですが、中でも隊員全体で生活を共にする(お医者さんやスポーツ選手は集団生活しませんからね)自衛隊のお話は、私にとって非日常的な出来事ばかりで大変貴重な参考資料となってくれます。

 それにしても19歳の時点で会計という形で国の国防組織に属されるとは、素晴らしいですね。
 私が19歳の頃は、柏駅で映画関連の詐欺のオッサンに騙されそうになった事くらいしか覚えていません。

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[ 2019/09/20 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)