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2020年の博詣

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 お正月に博物館や美術館へ行く事を、私は「初詣」ならぬ「博詣(はくもうで)」と言っています。
 言っていますというか、むしろ博物館側がそう言ってます。

 今年の博詣先は上野の国立西洋美術館。
 ちょうど特別展の「ハプスブルク展」が開催中でした。

 ハプスブルク家はどうやって説明すれば良いでしょうか。
 ローマ、スペイン、オーストリア、イタリア、ポルトガルなど、色々なエリアを支配していた一族で、多くの子供を産み周辺の貴族に嫁がせるなど、縁戚関係を強めて勢力を拡大した貴族です。
 女帝マリア・テレジアやその娘のマリー・アントワネット、ナポレオン・ボナパルトの後妻マリア・ルイーザあたりが有名です。
 
 1273年にルドルフ1世が神聖ローマ皇帝に即位してから第一次世界大戦で解体状態になるまで、600年以上影響力を持っていました。
 そもそも第一次世界大戦のきっかけとなったサラエボ事件で暗殺されたフランツ・フェルディナントもハプスブルクの一族でしたし。

 そのハプスブルク一族は巨大な領土と財力を持っていたので、ヨーロッパ中の良い美術品を買い集めたり、気に入った芸術家を援助して自分達を描かせていたり、良い鎧職人を探して自分が着る鎧を作らせたりと、芸術品(実用的な物も含めて)の蒐集をしていました。
「庶民に無料で見せて美術感覚を養わせてやろう」
 と思っていた人物もいたようです。

 一族が解体された後は各国がこれらの美術品を管理し、その中の何割かの作品が特別展に貸し出されたというわけです。

 私自身それほどハプスブルク一族に詳しくは無いのですが、とにかく良い芸術家を選んで作らせたものばかりで、作品の多くは見るだけで凄さがわかるものでした。甲冑なんかは鎧好きにはたまらない精巧な作りで「なんかすごい!」のオーラが漂ってました。

 また、ヨーロッパの当時のファッションの流行も時系列で知る事もできました。
 19世紀くらいから女性の貴族が急に細いコルセットを装着し始めたりだとか。 

 個人的には旧約聖書や新約聖書、ギリシャ神話の教養がもっとあればさらに楽しめたかなと思います。
 
 ちなみに今回はデジカメを忘れたため、写真はこれだけです。

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 そして今年初のスープカレーの写真もこれだけ。
 慣れないスマホでの撮影なので、ブレてるのに気がつきませんでした。

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[ 2020/01/05 21:59 ] 日記 | TB(0) | CM(0)