FC2ブログ









Old Cinema Paradise

2017092201.jpg

 16日に映画『関ヶ原』を観に行ってきました。
 場所は錦糸町楽天地シネマ。

 千葉県の最寄りの映画館がみんな電車では行けない大型SCの併設館になってしまい、雨が降ると原付では行けないという。
 電車で行ける最寄りの映画館が東京の錦糸町と言う有様となってしまいました。
 そりゃあ地方の、特にご年配の方は映画離れにもなりますよね。

 ここ錦糸町の楽天地は、20年ほど前にはよく伯父に連れて行ってもらいました。
 ジュラシックパークやダイハード3、インディペンデンスデイなどはこの映画館で観た記憶があります。
 
 久しぶりに訪問した楽天地はあいかわらず時代を感じる建物で、売店や座席など、あの頃のままのようです。
 駅から近い事もあって、ご年配のお客さんも沢山来ていました。
 中にはトイレに近い方もいたので、映画上映中に何度もトイレに行かれた方もいましたね。 

2017092202.jpg

 年季を感じる上映予定表。
 やっぱり映画館毎に入場料を変えて欲しいなあとは思います。
 品川の綺麗な椅子と、こちらの古い椅子とで料金が同じなのはいささか・・・・・・。



 さて肝心の映画ですが、司馬遼太郎の原作と良い配役との組み合わせで、非常に面白い作品でした。
 若手は大河で主役になる面子ですし、ベテランはベテランで存在感のある方ばかりですし。
 ここしばらくの歴史ものでは間違いなくトップクラスだと思います。

 戦も以前より色々と予算も限られている業界なのでしょうに、それでもできるだけ大々的に演出するように工夫されていました。
 長槍隊の戦闘が相手を突くのではなく、上からバンバン叩くあたり、キチンと研究されておられるなあと。
(敵の頭を抑えるためにも、槍は上から叩くためにも使用されていました。)
 
 あくまでもこれは時代作品で史伝ではなく、よって歴史上の誤りを直す必要はありませんが。
 役所広司さんが演じられる徳川家康(太り具合が本当にイメージ通りでまた素晴らしい!)が
「見ろ、遠眼鏡だ。遠くの物が二倍に見えるぞ!」
 遠眼鏡が家康の元に届けられるのは1613年なので、大坂の陣には間に合っても関ヶ原には手元にないはずでして。
『時代劇歴史考証間違いあるある(そういう本が出回っています)』 
 が、そのまま当てはまってしまったのが残念と言えば残念です。
 ただ繰り返しますが、時代作品の面白さとはまた別の話で、映画そのものが損ねる要因ではありません。
 興味がある方は是非観にいってください。
 
 印象的な役者さんは、石田三成役の岡田准一さん、島左近役の平岳大さん、徳川家康役の役所広司さん、大谷刑部役の大場泰正さん。
 そして外せないのが、島津惟新入道(島津義弘)役の麿赤児(まろ あかじ)さんです。

 キルビルを始め、現代劇ではアウトロー役をされるちょっとおっかない顔の麿さん。
 なんと17年前の大河ドラマ『葵三代』でも、島津義弘を演じられているのです。
 
 映画を観られない方は、是非ともDVDで葵三代を観てください。
 薩摩弁を含め、あれだけ完璧な島津義弘役を演じられる役者さんは他にはいません。 
 歴史男子や歴史女子が及びもしない、島津系男子の役者さんなのですよ!


スポンサーサイト



[ 2017/09/22 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://honkedoy.blog.fc2.com/tb.php/1329-e88aca30