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通史は楽し

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 読書の秋と言う事で、久しく離れていた海音寺潮五郎さんと司馬遼太郎さんの本を読んでみました。

「歴史と視点 -私の雑記帖- (司馬遼太郎)」
「日本歴史を点検する (海音寺潮五郎 & 司馬遼太郎)」


 幕末や近代(戦前)の話を中心に、歴史について幅広く語っている本です。
 特にテーマを絞らず様々な対談や考察が収録されているので、通史が好きな方は楽しめると思います。

 最近は海音寺潮五郎より司馬遼太郎の方が知られた名前なのでしょうか。

 海音寺さんはメジャーデビュー前の司馬さんを評価し、作家になってからも親睦を深められ、師弟や友人のような乙愛をされておられました。
 平将門を始め、歴史上で悪人と呼ばれる人物や西郷隆盛、大久保利通などの研究をされ、大河ドラマの原作になった作品もあります。
「天と地と」等は、現在でも知られる作品でしょう。

「日本歴史を点検する」に関しては、歴史小説の天才二人が語るわけですからつまらないはずはありません。
 お二人とも私の尊敬する方なので、あっという間に読み終えてしまいました。

 司馬遼太郎の名前を出すと、中には「司馬史観」という単語を連想し眉をしかめる方もおられるでしょう。
 いわゆる「明治はすごい、昭和は暗い。」というやつです。
 ですが、こうやって彼の意見を読んでいると、司馬史観が彼によって作られたものなのかが疑問に思えます。
 明らかに違う事を言っていても、彼の責任となってしまっているのは気の毒ではありますね。

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[ 2017/10/05 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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