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新刊お疲れ中国地方の旅 Part.1 ウサウサ散策

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 先日書いた通り、本来ならばコミケ新刊の追い込みをしているはずが先週の時点で入稿完了。
 一人お疲れ様会と称して山陰地方へ飛びました。

 四国や九州、関西と違い山陰地方へ行く手段は限られており、

・正規航空会社の飛行機 羽田から出雲縁結び空港へ(25000円~)
・新幹線と特急の乗継 東京から岡山まで新幹線→特急やくもで出雲市駅まで(23000円~)
・夜行バス 新宿から出雲大社前まで(10000円~)


 の3種。
 今回はイタメシっぽい名前のターミナルから、バスで行く作戦にしました。

 長い。
 14時間近くかかりました。 
 LCCのぬる湯に浸かっていた私は甘かったです。
 島根県はちょっとした陸の孤島でありました。 

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 夜の7:40に新宿を出たバスは、朝9:30に出雲大社に到着。
 睡眠はとれていたので、到着即行動です。

 バスに乗っている事は雨が降っていたのに、下りる頃には止んでました。
 今日の予報は雨だったので傘の用意もしていたのに、晴れ男アビリティがここで生きてきました。

 さて、出雲大社と言えば大国主命。
 国津神、つまり元々日本にいた神様の中のトップにおられる神様です。
 天照大神(天皇のご先祖様ですね)などの外からやってきた天皇系の神様は天津神と呼ばれ、立場が真逆となります。
 この大国主命が天照大神に敗れて国を譲り、死の世界を掌るようになります。
 ギリシャ神話で言えば冥界の神ハーデース(ハデス)に近い存在でしょうか。

 世に出回る神話はまったくのフィクションでない事もあるようで、おそらくはこのお話も元になった出来事があったと思います。
 あまりにも昔の事なのでどうも調べようもなく、私の想像の範囲での説ではありますが
「天皇のご先祖様がこの地へ移住し争い、先住民の主導者を殺した」
 と考えても、大きな間違いではないでしょう。

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 もっとも、予習では学んだおっかないイメージとは正反対で、出雲神社の空気は澄みきっており非常に落ち着く場所でした。
 大国主命は因幡の白兎を助けたエピソードが有名で、元々優しい人物だったからかもしれません。

 因幡の白兎がワニ(鮫)に皮をかじられ怪我をしていた時、美人(八上比賣)がいる国へ嫁探しの旅に出ていた大国主命の兄弟がやってきて、
「怪我している時は海水を浴びて風に当たると良いよ」
 とウソを教え、兎は酷い目に遭います。(イメージできない方はささくれや怪我の箇所に塩を塗ってみよう!)
 そこへ後からやってきた大国主命が
「ああそれは大変だ。真水で洗って蒲の穂の花粉を体に塗ると良くなるよ」
 とアドバイスし、兎はそれで怪我が治ったので。
「ありがとうございました。お礼に良い事を教えてあげましょう。八上比賣様は貴方様をお選びになりますよ」
 八上比賣は多くの男性の中で本当に大国主命を選びましたとさ、というお話です。
 わざわざ書く事でもなく、誰でも知っている話ですね。

 そんな神話があるからか、境内には物語をイメージした銅像が沢山建っています。
 幽冥界の主とはとても思えません。

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 件の白兎をモチーフにした銅像はそれこそ沢山あり、多分私も把握できない分がある事でしょう。
 現場では20匹くらい見つけましたが、家に帰って調べたら実際は36匹いるそうです。

 兔が大国主命の恋愛を成就させたという逸話から、縁結びのパワースポットとなっており、参拝客は女性の方が多め。
 参拝者の割合は数組の夫婦を除いては、グループで参拝している女性が最も多く、その後は女性一人旅、男性一人旅と続き、男性のグループは見かけませんでした。
 これだけ女性の割合が多かった参拝経験は、京都の光縁寺(新撰組山南敬介のお墓があるお寺)以来ですね。

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 出雲大社の注連縄は普通の神社とは反対の方向で張られています。
「死者の国の主だから、外からの邪悪な存在を防ぐのではなく、邪悪な存在が外へ出ないようにしているのだ!」
 と書けばいかにもそれらしいですが、調べても色々と説があってわかりませんでした。

 ただ今まで見た中で最も立派な注連縄で、出雲大社の立派な見所となっているのは間違いないです。

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 まだ朝早くお土産屋さんも飲食店も動き出しておらず、近くの博物館が休館日だったので、出雲大社での観光はこれでおしまい。
 レトロな雰囲気の一畑電車出雲大社前駅から出雲市駅へ移動します。

 駅の立ち食いそば屋さんで利用しているような自販機で、きっぷが販売されています。
 改札は発車10分前から行われ、昔懐かしいパンチ穴が開けられます。
 ストーブのあるレトロな駅舎が印象的ですが、それ以上に駅の隣が結婚式の会社だったのが驚きです。
 縁結びの圧(プッシュ)が凄いですね。

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 ダイヤは1時間に1本の2両編成。
 ドアは手動で、ボタンを押して開けます。

 こういう電車に乗ると、なんかテンションが上がりますね。

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[ 2017/12/21 23:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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