FC2ブログ









2018年の初読了

2018010501.jpg
たけしの面白科学者図鑑 人間が一番の神秘だ!(ビートたけし)

 2018年、最初の本を読み終えました。
 今年最初に読了した本は「たけしの面白科学者図鑑 人間が一番の神秘だ!」です。
 先月紹介した「たけしの面白科学者図鑑 ヘンな生き物がいっぱい!」の続編となる作品です。

 前作で動物を研究する科学者が対談をされていたビートたけしさんが、今回は人類に関する研究をされている科学者と対談されています。
 内容が我々人間の研究である分、前作よりも読みやすいかもしれません。
 基本的に続き物ではないので、興味のある方は好きなシリーズから読まれれば良いと思います。

 前回に負けないくらい面白い科学者さんの話が収録されていますが、とりわけ興味深かったのが遺伝子の話。
 私が子供の頃は、旧人のネアンデルタール人(ホモ・ネアンデルターレンシス)などから現生人類(ホモ・サピエンス、私達の事ですね)に進化したと教わっていました。
 それが現在は、ネアンデルタール人とホモ・サピエンスが交流、つまりカップルになって子供まで生んでいた事がわかっています。
 あちらの人種は我々より繁殖力が弱く絶滅したものの、彼らの遺伝子は今でも私達の中に宿っているそうです。

 人類はアフリカから出発し、世界に広がっていきました。
 最初は強い太陽の光を遮る為に肌の色は黒かった(ネグロイド、いわゆる黒人です)のが、ヨーロッパへ移動した際に今度は地理的関係で弱くなった太陽の光を吸収しにくくなります。カルシウムは日光に浴びないと効率的に生みだせないので、その分寿命が短くなるのです。
 最終的にヨーロッパでは偶然に肌が白くなった人々が日光を効率的に吸収できる事で子孫を残す事が出来、これがコーカソイド(いわゆる白人)のご先祖様になります。その肌が白くなる要素がネアンデルタールから貰った遺伝子の中にあるそうです。

 身近な点で言うと、日本人はお酒に弱い人と強い人がいますが、私のようにお酒に弱い人間は弥生人の遺伝子を多めに持っているそうですね。お酒を分解する能力が突然変異で失われてしまっているのが弥生人で、縄文人は割とお酒には強かったそうです。

 なんか好きな話なので放っておくといつまでもこの話を書いちゃいそうなので、この辺で。
 あとは皆様どこかでお読みください。

 最後に一言書くとすれば、大きく種族を越えた遺伝子を持ち合わせている我々が、いまさら国境や宗教で相手を差別し見下す事にどれほど意味があるのだろう?と、じっくり考えさせてくれる優れた本であるというのは間違いないです。

 新年早々、良い一冊に巡り合えました。

スポンサーサイト



[ 2018/01/05 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://honkedoy.blog.fc2.com/tb.php/1433-c193fbf2