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新刊謝罪行脚之旅 Part.1 TAN TAN たぬき

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 徳島へ到着しました。

 徳島駅のホームは4本。
 電車は1時間に1~2本。
 駅前の駐車場は50分で100円。
 そんな立地です。

 街中で阿波踊りがプッシュされていますね。

 そして大事なお知らせがあります。
 今回の旅、京都で友達と遊ぶ以外はほとんどノープラン。
 出発直前までマインクラフトを遊んでいて、周辺の観光地を軽く調べた程度でして。

 ともあれ、一番最初の目的地の小松島へ向かいましょう。

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 唯一きちんと調べていたのが、阿波の狸合戦に登場する金長というタヌキの伝説でした。

 江戸時代、小松島の染物屋である茂右衛門がいじめられていた狸を助けたところ、その後に不思議とお店が大繁盛しました。
 後々、金長というタヌキが恩返しで憑いていた事が判明します。

 しかしこの金長、タヌキとしてはまだまだなので、津田の六右衛門という、タヌキの総大将の元へ修業に出かける事に。
 修業をしっかりこなし、帝から官位を賜れるのではないか?というほどに成長します。
 そこで師匠の六右衛門は自分の後を継いでくれるように頼んだところ、
「私は茂右衛門に恩があります故、修業が終われば小松島に帰りたいと思っています」
 と、金長に断られてしまいました。

 可愛さ余って憎さ百倍。ここで六右衛門は大きな間違いを犯します。
「金長は、きっと戦争でもしかけて私を倒すつもりなのだろう。だから婿になるのを断ったのだ。殺られる前に殺れ!」
 金長にとっては良い迷惑な話ですが、これがきっかけで六右衛門が奇襲攻撃を実行。
 阿波(今の徳島)のタヌキ達が、金長側と六右衛門に分かれて戦争が始まってしまいました。

 激しい戦いの末、金長が六右衛門を打ち取りましたが、本人も瀕死の状態に。
 最後の力で茂右衛門の元へ戻った金長は、命の恩人に今までのお礼を言い息を引き取りました。
 その心根に感激した茂右衛門も、金長の為に京都へ行き正一位を賜ってきたのです。

 
 阿波の狸合戦はざっとこんな話です。
 以前お話した因幡の白兎のように、おそらくは元になった実話があるのではないかなと思います。
 ウィキペディアでも書いてあるように、この地は藍染で有名な場所でもあったので、

 金長「教わった藍染の技術を恩人の為に持ち帰ります」
 六右衛門「人がせっかく教えた技術で俺達の商売敵になるのは許せん」

 とかだったら、あり得ない話ではないような気がします。

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 そんなわけで、南小松島駅周辺ではタヌキのオブジェを沢山見かけます。
 海が近くにあって竹輪も名産らしいので、タヌキが竹輪を食べているのでしょう。
 まだ早朝なのでお店なんてほとんどやっておりません。

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 おそろしく大きなタヌキの銅像もあります。
「目の前で手を叩くと何かが起こります!」
 って書いてあるので、散歩中の方が沢山いる中で勇気を出してパンパン手を叩いたのに、何も起こりませんでした。
 タヌキに化かされました。

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 阿波狸合戦の主人公金長。
 甲冑姿なのにちょっと驚き。
 他にも軍師や忍者や旗本など、仲間の狸の銅像が多数並べられています。

 ジブリにアニメ「平成狸合戦ぽんぽこ」には、6代目の金長が登場しています。

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 金長神社へ到着しました。

 学校や運動公園、民家の間にあり、特に良く知る神社のように大きな敷地は無く、「これだけ?」というのが第一印象。
 中にはタヌキの石像や寄進されたであろうタヌキのオブジェが設置されています。
 社内には洗面器が置かれ、天井が抜けているようでした。

 ここも良い歴史資産だと思うのですけど、もったいないですね。 



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[ 2018/01/10 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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