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恐怖の不等式

「AIが人の仕事を奪う日が来るかもしれない!」
 TVやラジオではこんな事がずっと言われています。
 彼らにとっては、AIは時に恐怖を感じる存在らしいです。

 その証拠というか証明と言うか、先日ロボットが店員のホテルが報道されていました。
 中でも企業側のオススメが、ロボットが入れてくれるコーヒー。
 リポーターはカックンカックンと動くロボットにちょっとヒヤヒヤしながら、長時間かけてできたコーヒーを楽しんでいました。
 これを見ていたTV局の出演者のコメント、

「いつか、コーヒーを作る仕事もロボットにとられるのでしょうか?」 

 いや、いやいやいや。
 コーヒーを淹れる仕事は、もう機械に任せているじゃないですか。
 駅にいけば豆から挽いてくれる自販機がありますし、広い意味で言えば缶コーヒーだってありますし。
 誰でも簡単な操作でエスプレッソが作れる機械があるから、スターバックスが全世界に広がっているのでしょうし。

 そもそも、AIがあってもなくてもとられている仕事はありますよ。
 
 我々は常日頃から機械打ちされた布団で目を覚まし、機械化された電子レンジで朝食を作り、工作車で整地された道路を歩き、建設重機で建設された会社や学校に行ってます。それが人力だった頃にまだ生まれてなかった世代が少ないから気が付かないだけで。
 それでも寝具屋さん、電器メーカー、建設業者の方がおられ、スタバでは今日も毎日色々な人が働いています。

 そりゃあもうAIに直接仕事をとられる方は大変かもしれませんけれども、それ以上に大きな利益が得られる場合がほとんどでしょう。
 機械に仕事をとられたくないと、今からトラックや貨物列車を廃止して、馬とリアカーで物流始めたら大変です。

 AIに仕事をとられる!と起こってもいない事に恐怖するより、人間が面倒くさがる事を任せる方が楽しいような気がします。
 人間にしてもAIにしてもロボットにしても、得手不得手がありますからね。

 私に言わせれば、AIやAIの暴走よりもAIを悪用する人間の方がよっぽど怖いです。

「AIが暴走して人類を支配する」
 事はあまり考えられませんが、
「効率的な国民管理の為にAIが人生を決めるシステムができたけど、実際は役人が自分の身内に都合のいいようにプログラミングしていた」
「AIが過去のデータからオススメの株情報を出してくれたので買っていたら、実はその株の会社が裏からAIを操作していた」
 とかの方が、リアリティがあるかなあと。

 AIは非情だが公平なシステムだ!と人が認識した時、そのAIに直接アクセスできる権限を持った人は現代の神様になれるのではないかなあ?

「AIの判断で、貴方への延命処置は打ち切りとなります」
 国からそういう通知が来たら、病床の私はまさか裏で作為的に選ばれているとは夢にも思わないでしょう。

 AIの暴走より、人の暴走の方がよっぽど怖いです。

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[ 2018/02/28 08:29 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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