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主婦の戦争体験

 アニメ映画「この世界の片隅に」を視聴しました。

 舞台は広島。市街で生活していた主人公のすずが、後に呉の北條家に嫁ぐ物語です。
 時代背景は昭和初期から昭和20年まで。
 この間に太平洋戦争がはじまり、すずの嫁ぎ先である呉は海軍ゆかりの地の為、日に日に空爆が増えていきます。

 他の戦争映画と違うのは、すずは戦争賛美も反戦も主張せず、自分の生活を一生懸命に送り、自分のまわりの出来事に色々と思う所。
 海外でも高く評価されたポイントに、
「戦時中、日本人が何を食べていたのかが良くわかった」
 とあるように、それはもうお米を節約したり、野草を詰んで来たり、庶民が食べる戦時食を作るシーンにかなり時間を割いています。
 隣組や配給なども歌付で細かく紹介されているので、良い勉強にもなるかもしれません。

 ただそれだけに、戦争というものが人から伝わってくるのが非常に残酷なんですよ。
 彼女の故郷で起こった悲劇も映像は最後の最後にちょっとだけで、あとはその片鱗を日々の生活で見かけるだけ。
 だからこそ、真実を知る我々が観ると辛さを感じるのでしょう。

 観ている時はそうでもなかったのに、作品が終わってスタッフロールになってから、改めてこみあげてくるものがありました。
 今後も何回か、思い出す度に目頭が熱くなるでしょうね。 

 戦争を扱った映画として、私の中では最高評価を与えたい作品のひとつです。
 私の感想で作品に興味をお持ちになりましたら、是非観て頂けたらなと思います。


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[ 2018/02/17 13:26 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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