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白黒の境界線

 ネットを通じてイラストレーターさんに便利なシステムが生まれている反面。
 法的に問題が出そうな状態もいくつか見かけるようになりました。
 例えば二次創作のありかたです。

 ポケモンとか、ワンピースとか、ラブライブとか、実際に存在するアニメやゲーム、漫画を元にして作られた作品を二次創作と言います。

 反対に同人活動には一次創作もあり、これは制作者の完全なオリジナルの作品です。
 例えば私のキャラが登場するルフィドニアという世界観は、これは完全に私の原作なので二次創作にはあたりません。
 それでお金を稼ごうと、誰も問題が無いわけです。

 二次創作の場合には版権元が存在するので、自由に制作活動ができません。
 ラブライブのイラストが描かれたグッズなどは、本来ならば版権を所持する企業に許可を得ないといけないのです。
 それがコミケなどでお咎めなしである理由は、あくまでも非営利をベースにした創作活動だからでしょう。
 全国に流通させるならともかく、作った同人誌をコミケで売るくらいであれば、利益もほぼ出ませんし(赤字のサークルも多い)、お金儲けではないので基本的には見逃してもらえます。

 そんな中、最近はこういう同人活動をする作家さんに金銭面で援助ができるシステムが生まれました。
 例えば月に定額を支援する代わりに出資をしてくれた人だけ見られるイラストを描いたり、企業活動のように出資を募ってその予算で同人誌を作るシステムです。

 でもこれは完全に商業活動なんですよね。
 これらの企画は、基本的に金銭を得ることが目的になるわけなので。

 例えば、同人グッズを作るためにお金を集めたとするでしょう。
 集めたお金で同人グッズを作って売るでしょう。
 普通のオフィシャルなグッズ会社と、やってる事は何も変わらないではないですか。

 お金を得て同人誌を作るのは、もう出版社と同じです。
 やってる事は企業と同じなのに、同人だから二次創作も自由に出せるとなったら、もはややりたい放題でしょう。

 芸能界で例えたら、
「嵐のグッズ作るから、みんなお金ちょうだい!」
 って言う商売がNGなのと同じように。

 余談ですが、同人グッズに関してはすでにNGが出ているケースもあります。
 同人誌が売れても原作を読まない人はいませんが、同人グッズを間違えて買ってしまったり、公式グッズが高いからと代用品として買われると、公式サイドの売り上げが落ちるからです。

 いわゆる「つままれキーホルダー」なんかは版権の他にデザインの特許もあるので、同人でもアウトになるようですね。

 好きな作家を応援したい気持ちはわかりますが、応援の仕方にも良し悪しがあり、難しい話ではあります。

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[ 2018/10/19 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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