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皇居のタヌキ

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 先週、天皇陛下御即位30周年を記念して国立科学博物館で開催されている、『天皇陛下の御研究と皇居の生きものたち』展を観に行きました。
 陛下が皇居内の生き物の生態や経年による変化などを把握されたいと願われたことがきっかけで、国立科学博物館が生物相調査を実施。
 陛下のご研究と合わせて展示された企画展となっており、3月31日まで通常の入場券でご覧いただけます。

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 皇居は都内でも有数の緑地であり、開発されていない為、絶滅危惧種をはじめ多くの動植物が生息しています。

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 また陛下御自身は生物学を修められ、ハゼをはじめとした新種の生物を多数発見。
 1998年には英国王立協会からも表彰され、メダルも展示されていました。

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 今企画展のメインのひとつには、陛下御自身がご研究なさったタヌキについての資料が非常に豊富にありました。
 タヌキは私自身大好きな動物ですが、まさか陛下もタヌキがお好きだったとは存じませんでした。

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 陛下は緑が減少する都内において、皇居で多く見かけるタヌキに興味をお持ちになり、御自身でご研究を開始。
 溜め糞(タヌキはみんなで同じ場所に糞をする習性があります)のフンを研究し、何を食べているかお調べになられました。
 
 皇居のタヌキはイチョウやムクノキの種子、昆虫、モグラや鳥なども食べているようです。
 想像以上に自然が豊かなんですね。
 
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 また皇居で見つけた23頭のタヌキのうち、皇居独自の遺伝子を持つタヌキ(Bタイプ)が22頭いたようです。
 皇居の周りには大きな濠や道路があるので、自然と皇居内で人生(狸生?)を送る個体が多いのでしょう。
 残りの1頭(Aタイプ)は赤坂御用地のタヌキと遺伝子のタイプが同じで、もしかしたら皇居から1km以上離れた赤坂御用地のタヌキと関係があるのではないかとの事です。

 公務でご多忙であるはずなのに本当に細かくお調べになられており、狸好きとしては大変に有意義な時間を過ごすことができました。
 普通の動物園でも博物館でも、タヌキをこれほど調べた資料には巡り合えませんからね。

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 余談ですが、皇族の方々は苗字をお持ちになられないため、論文でも『明仁』とお名前だけ御署名されておられます。
 昭和時代の論文ではまだ御即位をされてないので、『明仁親王』と御署名なさっていました。



 なお、本日は慣れない敬語を多用したので、誤用が無いか心配はしています。

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[ 2019/03/08 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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