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そのときコンカフェ史が動いた

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たった7坪のテーマパーク(志賀瞳)

 久しぶりに読んだ本などを紹介します。
 志賀瞳さんの『たった7坪のテーマパーク』という本です。
 志賀瞳さんはhitomiさんという名前のメイドさんとして活躍されておられる方で、本書はhitomiさんが@ほぉーむと出会ってから現在に至るまでが書かれています。
 メイドカフェ、コンセプトカフェをよくご存じない方に簡単に説明いたしますと。

 hitomiさんが務められている@ほぉ~むカフェというのは、世界でもっとも有名なメイドカフェです。
 hitomiさんご自身は、おそらく世界で最も有名なメイドカフェのメイドさんです。
 2005年の流行語大賞で『萌え~』が選ばれた時に、hitomiさんが受賞者の一人として参加されています。
 
 最近は使われなくなりましたが、メイドカフェ業界のカリスマと言っても過言ではないでしょう。

 そんなhitomiさん。
 この本で初めて知ったのですが、実はアニメやゲームが好きでもなんでもない、いわゆる普通のギャル系女子高生だったそうです。
 髪も染めていたので髪型にうるさくないバイトをされていた中、たまたま制服が可愛いのとメイド募集をされていたのとで、@ほぉ~むのバイトに応募。

 好きなアニメの箇所に「サザエさん」と書かれたのを見た採用担当者は「ヤバいのが来た」と思われたものの、
「今までうちにはいない人材だから、もしかしたらお店を良くしてくれるかも?」
 と判断し社長に報告。二次面接に呼び合格となったようです。

 その後のhitomiさんの活躍は目覚ましく、@ほぉ~むカフェをエンターテイメント性のあるカフェに進化させ現在は社長に就任されています。
 女子高生のアルバイトから社長就任というパターンはなかなか聞かない話です。豊臣秀吉の現代版みたいなエピソードですね。

 この頃のメイドカフェでは髪を染めている方はほとんどおらず、基本的にアニメやゲームをご存じないメイドさんはほとんどいなかった記憶があります。またエンタメ路線になる前の@ほぉ~むはスタンド型の店舗で、安っぽいコップで飲み物を提供され、常連さんとメイドさんがずっとしゃべっている、正直言って印象の悪いお店でした。
 
 それが現在はどのお店(海外も含む)も参考にするほどの素晴らしいお店となっています。
 珍しい人材だからと採用しようと思ったお店側の判断は大正解だったのでしょう。
 
 いつの間にか@ほぉ~むさんのお話になってしまいましたが、おおよそみなさんが想像されているメイドカフェのサービスのほとんどは、

・メイドカフェやテーマパークの良い所を学び独自のサービスを加えて@ほぉ~むのフォーマットを形成
・そのフォーマットを他のお店が採用

 という流れで広がっているので、ひょっとしたらhitomiさんのDNAに見たり触れたりしているかもしれませんよ。
 


 メイドカフェやコンカフェを利用されている方はもちろん、秋葉原の歴史に興味がある方にもお勧めできる一冊です。

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[ 2019/03/12 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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