FC2ブログ









おれたちをまたぐな! わしらは怪しい雑魚釣り隊

2019120501x.jpg
おれたちをまたぐな! わしらは怪しい雑魚釣り隊(椎名誠)

 椎名誠さんの本を読了したので、感想をちょこっと。

 旅好きな椎名さんが定期的に出版(連載ですけど)されている、雑魚釣り隊シリーズ。
 椎名さんが友達や後輩達と色々な場所へ行き、釣りをしながらキャンプを楽しむというものです。

 第六弾となった今作でも、やはりみんなでわいわいと釣りをし、キャンプをし、たまにはテントが無くなったり、釣れない釣れなかったりしています。

 椎名さんのファンである私も知らない人物が多く登場するので、おそらく椎名さんをあまりご存じない方には、
「少年の心をもあったおじさん達(椎名さん、もう70歳超えてるのですけどね)が楽しく遊んでいる本」
 くらいの認識ではないかなと思います。

 ただ、これがとても良いのですよ。

 今年の冬コミに頒布するポーランドの旅行本を作るにあたり、アウシュヴィッツの暗い歴史を学び直しておりまして。
 大切な事とはいえ、私にとってはこれが本当に気分が沈む作業だったのです。

 でもこうやっておじさん達(!)が楽しく釣竿を持って雑魚釣りに興じているのを読んでいると、
「良いなあ、平和って良いなあ。」
 としみじみ思うのです。

 本作は色々な登場人物が出てくるのですが、中にはまったく釣りをせずに集まってきてぼんやりしている人とか、釣ったものを食べに来るだけの人なんかもいて、こういう人達も迎え入れられて仲良くされている場面も多く、大人と少年の心のバランスがとれている椎名さんの寛容な姿勢が読み取れるように感じます。

 はっ。なんか重い感想を書いちゃいましたが、今回も面白かったです。
 椎名誠さんのファン、釣りやキャンプがゆるーい感じでお好きな方にはオススメですよ。

 この作品に出てくる発作的な料理を食べてみたいなあ。


スポンサーサイト



[ 2019/12/05 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://honkedoy.blog.fc2.com/tb.php/2121-af33d566