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ゴリラはつらいよ

 犬、熊、カラス、サメ、etcetc。
 アマゾンで買える動物学の文庫版もそろそろ無くなるのかなと思いきや。
 ほぼ手つかずの分野がありました。

 それは「類人猿」です。

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父という余分なもの サルに探る文明の起源(山極寿一)

 というわけで、「父という余分なもの サルに探る文明の起源(山極寿一)」という本を読了しました。

 この本を一言で言えば、ゴリラの本です。
 ゴリラの生態、特にゴリラの家族についての事が書かれています。

 サル山ほどではありませんが、ゴリラはゴリラの家族の姿があります。
 人間では一夫一妻やLGBTに対応したそれぞれの形ですが、どのバージョンでも二人一組の夫婦の姿が一般的です。
 一夫多妻の国もあるものの、割合としては少ない方でしょう。

 ゴリラの場合は一夫多妻。
 多少バリエーションはありますが、強いオスが沢山のメスを引き連れて生活します。

 興味深いのは、このゴリラの群れで生まれたゴリラは外に出る性質があるという点です。 

 オスのゴリラは外で新しく群れを作るか、それともオス同士で集まって群れを作るタイミングを見つけます。
 メスのゴリラはメス同士で群れを作る事は無く、必ずオスのいる群れに加わります。
 メスの場合は今いる群れで産んだ子供が育ったことをきっかけに、一人で群れを抜ける事もあるそうです。、

 この理由はおそらく、親族同士で繁殖をすると遺伝子的な弱さが出てしまう為に外で別の個体の遺伝子を取り込んでいるのでないかとの事。
 類人猿の中にもゴリラに近い群れの作り方をする種類がいるそうです、

 ……で。

 SNS界隈で良く見られる、
「海外の男(女)ってホント素敵。それに比べて日本の男(女)は・・・・・・、」
 で始まる一連の評価の流れは、この類人猿のDNAがそうさせているのではないかというのが、本書を読んでの感想というか、仮説です。

 外に出れば出るほど一族とは違う遺伝子の子孫が手に入るわけなのですから、
「外国人なんか嫌いだし県外や市外の人とも付き合わない!」
 という性格の人ばかりだと親戚同士で結婚を繰り返し、何か大きな病気が流行ったりするとあっという間に全滅してしまいます。

 そう考えると海外で生活している女性がツイッターなんかで、
「日本の男性はホント気が利かないわエラソーにするわで、世界で嫌われているのよ!」
 なんていう発言はむしろ遺伝子的に自然な事で、日本男子は(直すべき点は反省しつつ)怒る必要はなさそうです。

 なんていう事を書きながらカレンダーを見たら、今日はクリスマスなのですね。
 ブームが好きだとはいえ日本中でアベックが楽しんでいる中に更新してふさわしい記事なのかどうか、我ながら疑問です。
 
 外国人の彼氏彼女がいるアベックがキャッキャウフフしながらこのサイトにたどり着きませんように。

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[ 2019/12/24 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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