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夜の街の苦労話

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ソープランドでボーイをしていました(玉井次郎)

「ソープランドでボーイをしていました」を読了しました。

 ちょっと過激な話になるかもしれないので、こういう話が嫌いな方は本日は飛ばしてください。




 筆者の玉井さんは元々のお仕事は調理師とデイトレーダー。
 家のローンが大変ながらも、奥さんとお子さんと仲良く暮らしていました。

 それが東日本大震災で被災し、職場が機能しなくなり解雇されてしまいます。
 またインフラが復旧する間に投資していた分が大きく値下がりし、大損。

 このままではローンや生活がままならない。
 そんな中、ふとしたきっかけで風俗業界の求人情報を知ることになり、妻子を家に残し、吉原のソープランドで住み込みボーイをする生活が始まりました。

 あれですね、今でいう所の男性版バニラですよね。
「俺の風 俺の風 稼げる男に俺はなる♪」
 って歌を流してトラックを走らせているような求人情報誌みたいな。
 
 いや、世の中色々大変な仕事がありますが、風俗街は男性のお仕事も大変なんですね。
 
 接客に必要な掃除がメインの一つの仕事だそうですが、ソープランドは法的な問題で改装ができず、古い建物を使っていることが多いので(新規出店が認められないので現状の建物でなんとかやっていくしかない)、上下の移動は狭い階段のみ。
 そんなところを毎日1階から3階まで備品をもって行ったり来たりするというのは、大変な苦労でしょう。

 それに加えて真夏でも背広で行われる接客はどこでも高いレベルが求められますし、名刺を配って営業をしたり、お店によってはお客さんのいない女性キャストの売り上げに自腹で貢献してあげないといけないケースもあるとか。

 もちろん一般の職場のように良い人がいれば悪い人もいて、優しい女性キャストに救われたり、手抜きをする先輩ボーイに苦労させられたりと、そのあたりはどこでもいっしょなのだなと感心しながら読み進めました。

 私自身それほど風俗街には縁が無いのですが、こういう方々の苦労話は興味深く色々と目にしてますが、おそらくこういう貴重な経験談をお持ちの方は沢山いらっしゃるのでしょうね。
 コミックマーケットなどで是非とも本を出していただきたい世界でございます。
(コンパニオン職の女性がコミケで本を出されることはあるのですが、男性はあまり見かけないのですよ)

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[ 2020/03/16 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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