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MIGHTY GUNVOLT BURST

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マイティガンヴォルト バースト

 GW中に遊んだゲーム、インティ・クリエイツのマイティガンヴォルト バーストを紹介します。
 
 インティ・クリエイツは元々ロックマンやバイオハザード、ストリートファイター等を手掛けているカプコンのスタッフが独立して立ち上げた会社で、独立後もロックマンやぎゃる☆がん等を開発しています。
 レトロゲーマー的な表現をすれば、そういうゲームの色々を知っているメーカーさんという事になりましょう。

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 マイティガンヴォルト バーストのゲームの流れとしては、オープニングステージを経てステージ選択モードに。
 序盤は好きなステージから始まり、それぞれのボスを倒すとステージクリア。
 ボスを全員倒すとラストステージの道が開けます。

 ロックマンでもおなじみの……と他の作品と比べてしまっていいのか迷いますが、そういう流れとなっています。

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 ロックマンとの違いは、残機システムの撤廃。
 機数が無い(クリア後にクリアポイントがマイナスされる)ので、何度やられても直前からやり直せます。
 このシステムがあるので、ステージ自体が難しくてもゲームの流れは非常にスムーズ。
 全体的にテンポの良いプレイが楽しめました。
 
 また上の画像のようにボスは非常に個性的で、2Dアクションとしての面白さもかなりのもの。
 ステージを進める事で得られるパーツで能力をカスタマイズできるので、
「武器にホーミング性能を付けよう!」
「アクションが苦手なので丈夫さ重視で!」
 みたいな楽しみ方もできます。

 さらにBGMも非常にクオリティが高く、プレイを上手に盛り上げてくれます。

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 ぎゃる☆がんの開発を手掛けているので、同作品から「えころ」が登場。
 STEAM版では最初から同梱されており、DLCを購入する必要なく使用できます。

 確かこの子はぎゃる☆がんの主人公にモテる天使の矢を撃っちゃったあのドジっ子天使ですよね。
 体験版で少し遊んだ記憶があるなあ。

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 えころは他のキャラと比べるとジャンプ力は高い代わりに攻撃力と体力が低く、難易度は割と高め。
 ドット風の絵柄は可愛いので、難しさをキャラクター愛で補うプレイヤーも多い事でしょう。

 ゲームを遊んでいて、気になる所は二つほど。

 まずは、個性豊かな敵キャラなのにキャラの名前を含めてほとんどPRされずわかりにくい点。
 ステージセレクト時にはシルエットでしかわからずボスが登場しても少し名前が出る程度で、一通りクリアしても名前を覚えられません。
 せっかくカッコいいキャラが多いので、これはもったいないと思います。

 次に、それからこれも某ロックマンと比べてしまうのですが、
「敵を倒したパーツを好きなようにカスタムできる」
 というシステムがあだとなり、敵を倒して得られる武器に個性が無い点。

 ロックマンではボスを倒すと個性的な武器がもらえるので、武器を変えると発射される弾も変わります。
 しかしマイティガンヴォルト バーストでは貰えるのはあくまでもボスの武器のプログラム。
 プレイヤー側が発射される弾をバラバラにカスタマイズしない限り同じ炎の球でも全員のボスのプログラムが組み込めるので、武器が増えているという実感がありませんし、ボスへの弱点を突いた攻撃も通常の攻撃と演出も無く弱点で攻撃しても相手の体力のヘリが早いだけなので、あまり爽快感が得られないのです。

 例えば上の画像で登場していたえころは武器が天使の矢だけなので、どのボスを倒しても「天使の矢にボスの武器のプログラムを組み込んだもの」しか得られず、見た目は何も変わりません。
 ボスまでの道中も他の武器を使いこなす場面も無いので、この部分は単調になってしまっているかなと思います。

 もっともその要素を差し引いても面白い作品に間違いはなく、かつてのファミコン少年少女に強くオススメできる逸品です。

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[ 2020/05/27 09:00 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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